3-1-2 広瀬川創生に向けて、求められる拠点整備
広瀬川で学び広瀬川と遊ぶための拠点整備の要望が、機会ある度に出されます。水生生物調査や水質調査でも川に近い所に機材庫があれば便利で快適です。安全に川遊びをするにはライフジャケットは不可欠です。カヌーには艇庫も必要です。川と親しむには様々な道具と場所の準備が必要です。広瀬川に近い既存の市民センターなどにそのような機能を備えることは出来ないでしょうか。広瀬川に触れられるような立地の良い場所で、広瀬川について学ぶことは出来ないでしょうか。これまでのセンターなどの事業と共存して広瀬川創生事業を展開することで、広瀬川ファンを増やすことになるに違いありません。日常の中に広瀬川を感じる場所が数多くあることが、一番大切なことだと思います。
3-1-3 川の学校の開校
河川での活動は日常的に危険を伴うこともあります。まちの中の川だからといって安全で安心出来るところばかりではありません。また身近な川は、水辺の生き物や川辺の植物などの調べ学習に最適です。これまでの人々の暮らしや歴史を学ぶことは、河川を学習する上でも欠かせないものです。そのために四季を通した≪川の学校≫を開校します。講師陣に、釣りの名手、凧揚げの達人、川原のヨモギを摘んで作る草もちづくりの名人などの様々な技量を持つ市民のボランティアを募ることで、プログラムに多種類の創生ができます。先生は子どもから大人までいて、生徒も大人から子どもまでいるので、相互の学び合いが競えます。
3-1-4 知る作業
広瀬川創生に向けた協働作業に取り掛かるには、これまでの広瀬川に関わる様々な活動の見直しから始めなければなりません。行政間のシステムはどうだろうか。市民同士、あるいは市民と行政の連携のシステムはどこがネックでどのようなことがスムースにいっているのだろうか。親水空間としてはどうだろうか。治水対策は? 広瀬川ハザードマップはあるのか? 私たちには知らないことが数多くあると思います。大きな分野ごとに、遊び、歴史・文化、流域活動、自然環境等を知る機会をつくり、それを事始めに、仲間を増やしながら市民行政協働作業の始発点に立ちたいと思います。
3-1-5 具体的提案
例えば今年度の実行委員会の中では、広瀬川に関わる様々な主体が連携して作業を進める中で、以下のような多種多彩な活動の提案もされています。
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広瀬川ふれあいマップづくり(エリアを分けて、現況とありたい広瀬川の姿を組み合わせ、近未来形と将来理想形とを作成)
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20世紀から21世紀へ手渡された「広瀬川の今」の記録ビデオ作成
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広瀬川の自然崖や激しく蛇行する景観は、見るものにとって、たとえようもなく心打たれるものがあります。そのような最良の景観に面している場所近辺の市民・事業者の理解を得、川の流れに面している一部を散策路として市民へ開放することへの模索
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河川敷を仙台市が公園用地としていることや、不法に畑作などに使用されている現状を考える河川敷利活用に関する研究会
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雫が沢になり小川になり流れとなって方々の山々から流れ込む支流や、広瀬川から流れ出る派川を考える研究会や里山との関わりを考える研究会
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案内看板・サインのあり方研究会(大橋の擬宝珠のレプリカ作成。そこに刻まれた「仙人橋下 河水千年 民安国泰 孰与尭天」の言葉の真髄を研究して後世に伝えるなど)
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「広瀬川の日」や「広瀬川週間」を設置し、仙台市民の祝日として9月28日を決める(S49/9/28・広瀬川の清流を守る条例制定)。
広瀬川に関わり功績(広瀬川創生賞等)があった人たちを顕彰する。
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広瀬川フェアなど、多くの人たちが楽しめる工夫を凝らしたイベントの開催
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全国広瀬川サミットの開催と「全国 川とまちづくり交流会」の計画
一方で、これまで各機関で作成した、広瀬川に関わる取り組み等を検証しながら活用していきます。検証する活動として例えば、広瀬川モニター(流域として/上流・中流・下流のエリア分けも工夫)、広瀬川市民探偵団/広瀬川イエローカードクラブ等々、(仮称)『広瀬川市民会議』のなかで話し合いながら活動を展開していきます。
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「悠久の流れ・広瀬川創生プラン策定基礎調査報告」:H14仙台市
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「SURF研究報告広瀬川を生かしたまちづくり」:H13仙台都市総合研究機構
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「仙台地域水循環再構築―マスタープラン及びアクションプログラム」 :H1仙台地域水循環協議会
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「仙台市水環境プラン―都市を支える水循環の健全化を目指して―」 :H11仙台市
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「仙台市水辺のマスタープラン」:S63仙台市
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「川とのつき合い方」:H10水環境ネット東北
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「せんだいセントラルパーク構想」 :H13東北大学院工学研究科都市建築学専攻都市デザイン学講座
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「広瀬川の清流を守る条例」:S49仙台市