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平成16年度 第1回広瀬川創生プラン庁内検討会 概要

日時:平成16年6月1日(火曜日) 10時〜
場所:本庁舎6階会議室
  1. 開会
  2. あいさつ 

<建設局百年の杜推進部長>

  • 私も含め初めての方もいらっしゃると思うので簡単に説明したい。
  • 平成13年に仙台開府400年記念事業の一環として広瀬川をテーマとしたまちづくりに向け、広瀬川創生プラン策定事業に着手した。翌14年、この広瀬川創生プランの素案を市民協働で作り上げようという観点で、広瀬川に関わる市民団体が40団体ぐらいある中で主体団体15団体、協力団体8団体の計23団体で素案づくり実行委員会を設立し、昨年6月に広瀬川創生プランの素案という形で実行委員会から市長に素案が提出されている。
  • その中で三つの提言があり、一つは市民団体が自ら構成する市民会議というものを立ち上げたいということ。二つ目が市民会議を活動するための基金を作りたいということ。三つ目が行政の窓口を一本化して欲しいということで、これまでは企画局企画調整課が窓口としてやっていたが、この4月に水と緑の連携によるまちづくりを進めようということで、百年の杜推進部百年の杜企画課に、広瀬川創生室が設立された。
  • 今年度は素案をベースに仙台市独自の広瀬川創生プランを策定する。基本的には広瀬川の新たな緑の創出とその活用策を検討、推進するためのアクションプランというものをまとめていくわけだが、その策定にあたっては7月上旬から中旬を目標にプラン策定のための策定委員会を立ち上げる予定である。メンバーの構成は、市民会議も紆余曲折しながらも先月、正式に設立したので、市民会議のメンバー、学識経験者、国・県の河川管理者などで構成する専門委員会を立ち上げながら一つのアクションプランをまとめ上げていきたいと考えている。
  • この策定にあたっては、最近、市長が申し上げている、地域力として広瀬川の活用が一つの大きな力になるかと思うので,みなさんと協調しながら、協力をいただいてまとめてまいりたいと思う。よろしくお願い申し上げる。


<事務局 庁内検討会構成各課紹介>

  1. 議事

<委員長/百年の杜企画課長>

  • 先ほど大まかな説明をさせていただいたが、新たにプラン策定の委員会というものを作ることになっており、それに対し庁内の合意を得たいということと、それに伴う情報をみなさんに発信して、協力をいただきたいというのが庁内検討会の一番の目的である。

<事務局 資料説明>

<委員>

  • 4月に変わったばかりで分からないのだが、この検討会は以前からある組織なのか。
  • それとも今回初めて作られた組織なの。また、設置の形態、役割というのは変わったのか。

<委員長>

  • この検討会は企画調整課の時からあり、形態、役割は変わっていない。このようなことをやっていますという情報を提供して、意見がありましたらという形でやってきた。
  • 今年は素案を受けてプラン策定の委員会を設置するが、それらの情報をお知らせして意見をいただくということになる。そういう意味では決定するのではなく、検討委員会というよりは、むしろ連絡調整会議的な面が強いのではないかと思う。

<委員>

  • 今後の検討会開催の中身としては、この場で中身を検討するとかではなく、単に情報をいただいて意見があったら言うという形なのか。

<委員長>

  • そのとおりである。いいものにするためにこちらからだけ見ているのではなく、こういう観点、視点からやった方がいいのではないかというような意見を伺いたい。

<委員>

  • アクションプランの位置づけについて伺う。パンフレットのプランが今度の目標とすべきプランであれば、時期等が出てくると思うが基本はパンフレットのプランとなるのか。

<委員長>

  • 基本はパンフレットの内容になる。
  • 今までのプランづくりだと、策定委員会を作って、それでホームページで公表して、みなさん何か意見ありますかというのが一般的だが、今回は市民の方で作って、行政が入ったときに本当にこれが実行出来るかどうかという策定のプロセスとなり、新しい作り方だ。市民からやってみようという流れである。

<委員>

  • プランを作るときの関わり方について伺う。
  • プランというのは将来の話で、東西線や西公園の整備など広瀬川に面したところの計画等,先に動き出す話があるのではないか。
  • プランはソフト中心とのことだが、広瀬川周辺でいろいろな行政の施策が動き出すときに、どのような関わりを持ってやるのかといったことが、この話だと見えない。
  • キャッチボールのように連絡を取り合いながら今やれるものをやるだけなのか、それとも長い目標があって、それに対してはどのように行政施策が関わっていくのかというのが、今の説明ではわからない。
  • 市民に対して、今何かやろうというのは見える。だが,河川周辺の使い方、使われ方というのは、将来のことを考えたときにいろいろな仙台市の施策との関わりで、そのまま出来ないのかとか、そういうところまで考えなくてはいけないので、大変なプランになってしまうのではないかと思う。

<委員長>

  • 基本的にはハードではなくソフト、市民の活動がメインとなるような関わり方を持ちたい。
  • 作り方としては、西公園、青葉山とかそういう動きもあるので、情報を出して現時点で作れるプランを実行し,マネージメントサイクルによる進行管理を行っていくことになると思う。
  • 市民ファンドもお金のイメージがあるが、事業者などが提供してくれる例えばリヤカーとか軽トラックとか、そういうものも含めて広瀬川ファンドという言い方をしており、企業が参加してくれば変わってくると思う。

<事務局>

  • 今日お集まりいただいたのは24課だが、実はこれに衛生課等関連する課・公所は40数課あり、多大な事業が展開されている。
  • 将来的な河川管理の権限については委譲の話し合いについたところで、いずれそういったのも見据えながら必要となる法と国・県の役割分担、または河川を管理する上での市民の役割分担といったものをお互い確認しながら分担してやっていきたいというのが趣旨である。
  • 西公園、青葉山などの整備との関係もあるが、市が持っている青写真に対し市民が望むものについて突き合わせをしながら役割分担を行い、その都度、状況で変わっていく場合もあるので、毎年見直しをかけながらやっていくというのがこのプランである。

<委員長>

  • 我々もどんなものが出てきて、どういう動きになっていくのか見えないところはある。市民会議が設立したが、それぞれ活動団体の言い分があって市民団体も市民会議という名でガチガチに固めるのではなく、ゆるやかに、あまり縛らない中での活動になると思われる。広瀬川市民会議という大きな傘の中で一緒に行動し、それぞれ頑張るところは頑張ってもらうという形で市民会議は立ち上げられている。
  • 連携ということでパンフレットに載っているが、活動団体と市、河川管理者との関係をどのようにしていくかが大事だ。

<委員>

  • アクションプランの位置づけは、仙台市の計画、それとも市民と協働で作った取り決め事項として位置づけられるものなのか。

<委員長>

  • 仙台市の計画になる。策定委員会には国・県、市民も入る。
  • 仙台市が中心となって委員会は運営するが、一緒に作ったということ、それを実行していくというのが大切だ。作りっぱなしではなく、それを実際に動かすということ、やれないことは何故やれないのか明らかにしてもらうこと、それぞれの役割分担でやってもらうことが大事だ。

<委員>

  • 策定委員会は策定するだけでなく、その後のフォローもするということか。

<委員長>

  • そうなる。検討委員会の設置要項などはこれからだが、名称自身を策定委員会ではなく、例えば策定推進委員会とか名前を考えなければいけないと思っている。策定だけではなく、次の動きもその中に入るということになる。

<委員>

  • 素案の実現に向けて広瀬川市民会議が設立されたのだとすると、市民会議の位置づけと創生プラン策定委員会の位置づけというのはダブルのではないか。
  • 創生プラン策定委員会の想定市民団体4団体に、市民団体として市民会議が入るのか。

<委員長>

  • 今考えているのは、その4団体のうち一つに市民会議を入れるということ。

<委員>

  • ソフト事業中心とは言っても、ハード事業についてどのように対応していくのか。

<委員長>

  • ハードはどうしても出てくると思う。市民要望としていずれは出てくるものであると思うので,やむを得ない。ここはソフト中心ですからその話はしないと言っても進まない。ただ、それが苦情処理の場とならないようにしたいと思う。

<委員>

  • 進行管理は先ほど話した創生プラン策定委員会が残って、そこで進行管理していくと理解してよいか。

<委員長>

  • そのとおりである。当面の目的は策定することで、チェックをどうしていくか、策定委員会というのを事業の推進協議会的な委員会、協議会的に残し、その中で話し合いたいと思う。
  • 市民会議がきちんとしてくれば、市民会議だけでも出来る。国・県・市が協議会にするか、そういう考えも出てくるかと思う。

<委員>

  • 国・県、NPOを含めた連絡委員会的な組織、ネットワークを作って、そういうところの中二階を作ってうまくいくのかという疑問がある。
  • むしろ、仙台市が主語になった創生プランを作って、市民ができることを調整してやっていくという二重構造の方が単純で、そこに委員会が入ってくると三重構造になってしまう。
  • はたしてこれが協働の役割分担とかがうまくいくのか疑問がある。
  • むしろ実行の部分に関して言えば、利害が絡むといったところは連絡調整機関として個別に協議して行くのが自然ではないか。

<委員長>

  • 策定委員会もそのまま継続というのではなく、プランを策定したところで策定委員会で終わって,それで実行する体制が必要だということで、継続なり、見直しが必要だとなることもあると思う。

<委員>

  • 実行まで含むと、できない理由がどんどん出てきて計画にならないのではないかと思う。そこの位置づけが重要なポイントではないかと思う。

<委員>

  • 広瀬川というのは昔と違って身近なものではなくなりつつある中、市民に広瀬川を考えてもらいましょう、そのために市民組織を作って、役所の中にも考えていくところを作って、みんなで考えていきましょうということだ。
  • それで、具体的に何をするかとかは、そんなに考えていなくて、そういった組織を長く継続していくことでいろいろな問題を出していくこと、考える組織ができることに意義があると思う。
  • 具体的仕事は新しいタイプの政策の立案機構というものではないか。これまで行政であれば広瀬川のいろいろなセクションで考えていた。
  • 政策を作る時、これまでは役所の方で頑張ったけれども、これからは市民の方からも意見・提案を出していく新しいタイプの立案の仕組みだと思う。そして、いろんな意見が出てきた時にそれをどうするのかについては、一つは役所の方でできる面もあるだろうし、市民の側でやるといったこともあるし、仕分けをしつつ作業を進めていって、新たな目標をそれぞれのセクションの人で頑張っていきましょうといった中でやっていくべきではないかと思う。
  • あまり今の時点で役所は何をしなくてはならない、こんなことをやったら市民の側はついてこられるのかとかを考えるべきではないと感じる。

<委員>

  • 策定委員会を要綱設置となると、仙台市のものを作ったり、考えたりするための組織という位置づけになると思うので、要綱の枠、規制がかかってしまうと、性格が仙台市の計画ではないみたいな場合、矛盾が生じるのかと思う。
  • アクションプランなので将来問題が出てくるのではないかと思うが、要綱設置ではなく規約に基づく策定委員会としないと、ちょっと趣旨がずれてくるのではないかという気がする。
  • なぜ市長決裁ができるのかというと、仙台市のことを決めるから市長決裁なので、枠をはみ出る部分があるのであれば、市長決裁はふさわしくないと思う。
  • 普通その場合は規約みたいな形でやるしかないと思う。仙台市以外の中身が入った場合には、要綱設置という作り方とは合わない感じがする。

<委員長>

  • 委員会そのものは要綱設置で、内容、その目的は要領で設置したいと思う。検討委員会であれば仙台市である。
  • 都市再生プロジェクトというものを持っているが、国や県も関わる時は規約で、学識者、市民がいろいろ検討してもらうことについては設置要綱でやった。
  • ただ、懇談会という名前で,あくまでも国や県でやることについてもいろいろ意見を言うということで、懇談会はあくまでもプランづくり、策定する委員会ではなく、意見を述べるという形だったのでよかったのかと思う。

<委員>

  • 広瀬川の範囲だが、去年、用水の一部復元で市長は広瀬川創生プランの中で四ッ谷用水についても考えると言っている。今回どのように位置づけるのか。

<委員長>

  • プランの方については、広瀬川の本川そのもの、本体そのものを扱うつもりである。

<委員>

  • そうすると四ッ谷用水は創生プランの中には入らないのか。

<委員長>

  • 入らない。ただ、話の中で出てくる可能性はある。

<委員>

  • 同じような意味で、六郷堀、七郷堀の関係も、本流だけで入らないということになるのか。当然含まれて検討するものだと思っていた。

<委員長>

  • 実は今その辺を詰めているところだ。ただ、どこまで広げればいいのかというのがある。一方で広瀬川創生の広瀬川は、仙台を代表する水辺としての広瀬川で、もっと大きいのかという問い合わせもある。梅田川、名取川、七北田川も含むのではないのかというのもあった。それは違うのではないかと思う。
  • でも、広瀬川を中心にそういう他の河川の広がりは今後出てくる可能性はある。

<委員>

  • 市民会議というのを立ち上げて、意見をいただいたり、考え方を検討したりするのであれば、同じ水系なのでその辺を踏まえないわけにはいかないと思う。
  • 広瀬川の話をしているつもりだったのに、いつの間にか四ッ谷用水の事に全体がシフトすることになると困るが、いずれふれないわけにはいけないと思う。

<委員>

  • 市民会議の中にも参加団体として郡山堀浄化運動推進協議会や「四ッ谷の水を街並みに!」市民の会というのが入っているのであれば、流域全土を含んだものと市民は意識していると私は理解する。
  • それを含めてプランを作っていかないといけないと思う。

<委員長>

  • どういう形でこのプランに書き込むかだ。
  • 本川の大きな川があって、それに影響する部分については臨機応変に、いずれ捉えていくよというスタンスか、この川とこの川と決めて、それは触れないですよというスタンスでは違うような気がする。

<委員>

  • 庁内検討会でも四ッ谷用水の話になってしまうのだから、別に話し合いをしていかないといけないと思う。

<事務局>

  • 平成13年にこの事業が始まってから、広瀬川創生プランについては、源流から河口までを対象にしている。
  • 市内には23河川あるわけだが、何故その中で広瀬川だけを注目するのかについては、仙台市のシンボルである広瀬川で市民活動と行政との協働作業をしましょう、まちづくりをしましょうということでやっていきたい。
  • その運動が盛り上がれば、梅田川や七北田川などにもそういった流れが反映することになるでしょうということで了解を得た。
  • 一つ紹介したいのは、協力団体として「四ッ谷の水を街並みに!」市民の会という団体が入っていたが、その後市民会議の中には入っていない。なぜかというと、四ッ谷用水と広瀬川は違うというそちらの会の強力な考え方があり、広瀬川の中に埋没させたくないということで、この会から抜けたという経緯がある。
  • 六郷堀、七郷堀、四ッ谷用水は広瀬川に入るのか、入らないのかという議論ではなく、広瀬川に関わる市民活動と行政のすりあわせということを考えるプランにしたい。

<委員>

  • 事務局の方でたたき台を作ってみんなに諮るとすると、それに関連する部分について、良いとか悪いとか意見を言うそういう関わり方で良いのか。
  • 全体の進め方として、広瀬川市民会議、それに関係する課、事務局の方で調整したものがたたき台として3回の庁内検討会に出されて、それが広瀬川創生プラン策定委員会に行き、市役所の案は広瀬川創生プランに原案で出て、そこでオーソライズされていくというのがプランの作られ方と考えていいのか伺う。

<委員長>

  • そのとおりである。出来ないような内容を庁内で調整もしないで上げるわけにはいかない。
  • 場合によっては、直接関係する課とのやり取りというのが出てくると思う。

<委員>

  • 記念フォーラムや市民フォーラムというのは、庁内検討会で議論するのではなく、事務局側で市民の意識をどう高めるのか考えるべきではないか。

<委員長>

  • あくまでも関連する行事としてこういうのがあるという意味で載せている。情報提供である。みなさんに全て企画してもらわなければ動けないということではない。

<委員>

  • 流域関係で上流部は事務局の話で本流という話し方だが、本流という言い方では作並の方だけで、大倉ダムは広瀬川には含まないということか。

<事務局>

  • 本流は作並側だけということではなく、上流については全て含むという解釈である。

<委員>

  • 今年度中にアクションプランを策定して、来年度から各部署も含めてそれに向けて行動することになると思うが、その時、青葉山公園とか、地下鉄架橋の問題などがある中で、仙台市としてこうだというのを盛り込んでいくという考えなのか。
  • こういう方針でどう広瀬川を活用していくか、仙台市として広瀬川をどのようにして市民に愛されていくものにしていくのかという考え方についてはどうなのか。

<委員長>

  • 当然そういう意識で臨むプランだと思っている。去年の市民が作ったものは、具体的というよりはどちらかというと理念的で、具体性のところではちょっと抜けている部分もあるかもしれない。
  • ただ,この素案をベースにして、そのために何を具体的にやっていくかというのが策定するプランになる。
  • みなさんと密接にそれぞれ関わりを持ってやっていきたい。
  • 貴重なご意見ありがとうございました。
以上

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