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第4回「広瀬川創生プラン策定推進協議会」議事録概要

日時
平成17年2月7日(月曜日)14時00分〜16時00分
場所
仙台市役所北庁舎5階会議室
出席委員
伊藤委員、江成委員、日下委員、小林委員、坂本委員、佐藤委員、 高橋委員、高畠委員、藤原委員、山下委員
事務局
建設局百年の杜推進部百年の杜企画課
司会
百年の杜企画課長

1.開会(14時00分) 

2.挨拶 事務局(鈴木次長)

  • 局長の中村が欠席のため、次長の鈴木がご挨拶させていただく。大変お忙しいところご出席いただき感謝申し上げる。改めて今年もよろしくお願い申し上げる。
  • 前回は広瀬川創生プランの本体の部分と、ダイジェスト版の案を説明させていただき、議論していただいた。委員の皆様からのご意見等を踏まえ修正等をした上で、最終案として提案させていただく。
  • 本日の協議を経た上で、このプランを公表する予定である。言うまでもなくこのプランは、杜の都のシンボルである広瀬川をテーマとして、市民、NPO、企業、行政の協働による総合的なまちづくりを推進する基となるものである。更なる議論を賜り、より良いものにしたいと思うのでよろしくお願い申し上げる。
  • プランを作成して終わりなのではなく、むしろスタートラインに立つところに来たと考えているので、今後のことも併せてよろしくお願い申し上げ、挨拶とさせていただく。

3. 資料確認
○ 事務局(石垣広瀬川創生室長)
    (資料の確認)

4. 会長挨拶
○ 江成会長

  • 年度末の忙しい時期にお集まりいただき感謝する。
  • 先ほど次長からもあったが、前回の協議会で、プランの原案についてご検討いただいた。今回はそれらを修正したものを確認していただき、プランのまとめと推進方向の確認について事務局から説明を受けて協議していただきたい。
  • この会が最後のまとめとなる予定である。委員の皆様の活発なご議論とご協力をお願いしたい。
  • 今回の議事録の確認だが、前回同様五十音順で、今回は坂本委員にお願いする。

5.議事
(1) プラン案について
○ 江成会長

  • プランとダイジェスト版の最終案の説明を事務局からお願いする。

○ 事務局(石垣広瀬川創生室長)
   (資料説明)

○ 江成会長

  • 引き続き伊藤委員から提案があるので、ご説明いただきたい。

○ 伊藤会長代理

  • 少し不安に思っていたのは、協働で具体的には何をしていくのかが見えてこないため、私自身これを説明することが難しいということであった。そこで、基本理念から基本目標、そして様々な施策の方向に展開する部分で、プランのポイントを簡潔に表現できないかと考え、図を入れたらもっとわかりやすくなると思い提案させていただいた。基本理念の1番、2番、3番の中に基本目標をそれぞれ位置付けたものである。
  • 1番の基本理念の中に、基本目標である「河川環境の保全と向上」、「森林の保全」、2番として、「広瀬川と共生する生活の発見」ということなので、そこに「親水性の向上」と「河川への関心の高揚」を入れられないか。これら二つはそれぞれ独立しながら、しかし、お互いに共有部分を持ちながら支え合っていくことをイメージした。
  • この二つの理念を支えるように、「市民による連携と市民と行政との協働」ということで、協働というのは、この二つを支えながら広瀬川を創生していくということにならないかと考え、この中に「協働の仕組みづくり」と、「治水・利水の安定」を入れた。
  • もう一つ、基本目標を軸に考えてみた際に、やはり現状の把握というのが、全ての基本目標には大事ではないか。また、市民の方々の意識・意向の調査を時々行ってチェックしていくということが挙げられるのではないか。1)と2)を常にフィードバックできるような運営を行いながら、広瀬川創生プランが未来まで活用できていくようなシステムが必要だと思い、これらを基本指針か何かに記載してはどうか。
  • (3)基本理念のところは、後から思いついたのだが、生活の発見だけでなく、それを皆が享受できるという意味で、「発見と享受」というように、「享受」という言葉を入れてはどうか。

○ 江成会長

  • 事務局からの説明と伊藤委員からの説明を含めて議論いただきたい。
  • まず、伊藤委員の提案だが、具体的にこの図をどこに入れようということか。

○ 事務局(吉川百年の杜企画課長)

  • 基本理念と基本目標との関わりということなので、入れるとなればP.6とP.7のちょうど間になると思う。

○ 江成会長

  • 伊藤委員、そのようなイメージでよろしいか。

○ 伊藤会長代理

  • この図を入れても良いかという協議をしてほしい。
  • もし入れるとすれば、P.6の一覧表の前後に入れると、細かいところが色々ある一方での全体の枠組みのイメージをしていただけるのではないかと思う。

○ 江成会長

  • (2)のご提案は一覧表の前に施策の基本方針としていきたいとなると、今と同じような位置にという提案か。

○ 伊藤会長代理

  • (2)については、こういうものを入れていいのかということが自分の中でもわからない。他の人に説明をする時に整理したという意味もあって、これをわざわざ入れなくて良いのではないかと思った。

○ 江成会長

  • 本文の中では基本指針という言葉は使っていないのではないか。

○ 事務局(吉川百年の杜企画課長)

  • 使っていない。
  • 伊藤委員からの(2)については、現状の把握というところは現状と課題で一応記載してあるということと、市民の意識と意向調査の実施ということでは、中間点で市民アンケートなどをやっていかざるを得ないだろう。
  • フィードバックシステムの運用ということについては、P.36の進行管理の中で対応が可能である。

○ 伊藤会長代理

  • P.36に図があったので、これできちんとやっていけば大丈夫なのではないか。ただここは事業なので、事業のチェックなどを主にやられるのかと思った。
  • (2)については、無理矢理入れなくても、それぞれのところにきちんと記載してあればいい。

○ 江成会長

  • 基本的な意識としては、個別の事業についてのPDCAということではなくて、このプラン全体のPDCAに関わるという位置付けということか。
  • それと、3番目のご提案は具体的なご提案で、基本理念の2の文章に「享受」という語句を入れたらどうかということだ。語句も少し変わっているが、そういうことも含めてのご提案ということで委員の皆様からご意見をいただきたい。

○ 伊藤会長代理

  • 3番について、「発見と創出」という言葉が創生プラン(案)の表紙の小見出しにあるので、その言葉を活かして「発見と創出」としてもいいのではないか。

○ 高橋委員

  • 「享受」についだが、具体的にどういったイメージをもって「享受」という言葉が入るのか。

○ 伊藤会長代理

  • 広瀬川の魅力を発見し、そこで遊んだり眺めたりすることで、市民が広瀬川から派生する色々なものを受けとめることができるといった意味でその言葉を入れた。
  • 発見に終わらず、発見したものを皆がそれぞれに様々な形で受けることができる、そういう広瀬川というものをイメージした。
  • ただ、私自身が迷っているところもあり、無い方が良いかもしれないので、提案してご意見を伺いたいと思った次第である。

○ 高畠委員

  • 2つの円の中に*で二つずつ項目を挙げているが、これは文章を要約したのか。

○ 伊藤会長代理

  • 文章を要約したというよりは、基本理念に合う基本目標を位置付けてみたという感覚である。

○ 高畠委員

  • 文章を読んでいる時には気づかなかったが、こういうふうに作られて見てしまうと、自分がイメージしている創生より欠けている部分があり随分違っている。
  • 私自身では、創生プランというのは保全や親水にとどまらないで、地域の活性化というものにかなりのウエイトをおいている。やはり、文化の見直しなど、かなり大量の情報を含んだものとして捉えていたので、この四つだけにまとまって二つの丸にされてしまうと、イメージして期待してきた創生プランとは大分異質なものに受け取られてしまう。その点が一つ引っかかっているのでご検討願いたい。
  • 「享受」という言葉に関してだが、「享受」という言葉だと、アクティブでない。どちらかというと表紙に書いてあった「創出」という、積極性を強く出した方が好ましい。

○ 日下委員

  • 市民参加によって具体的にどう進めていくかという提案は、わかりやすく伝えるというのが大切である。ここで仙台市としての広瀬川の新しい具体的な施策をどのように展開していくかという趣旨は、図が無くても本文の中に取り入れることでわかりやすく整理すればいいのではないか。
  • 「享受」という言葉については、主人公を広瀬川に置くと大変生きてくるのでいいのではないか。市民利用の側からだと「享受」という言葉は合わないかもしれないが、あくまでも今回は広瀬川という川を主体として、市民協働で進めていこうという趣旨だと思うので、「享受」という言葉も使ってもらえればありがたい。

○ 高橋委員

  • 先ほど高畠委員からあったが、私も高畠委員もここ3年間創生プランの実行委員会からずっと関わってきて、広瀬川の今回の創生プランに関しては、河川の自然環境及び治水・利水環境などは、当然のところにおいて、プラスαの、歴史も含めた地域おこしを主体とすると理解してきた。河川の自然環境に関わるようなことは特段謳わなくてもあると思っていた。
  • しかし、今回多くの市民に提案していくには、そこも謳わなければならないだろう。

○ 江成会長

  • 哲学的な議論になりつつあるが、具体的にはどういう方向か。

○ 高橋委員

  • まちづくりも含めた、人が関わる環境を、今回の創生プランでは重きをおいていくと理解していた。
  • 河川環境といわれる、治水・利水・環境に、一般的に言われる環境に関わることは、謳わなくても当然であると思っていて、もう少しこれまであまり陽の当たらなかった人間が主役になるところを創生プランの中では重きを置くと理解していた。自然環境もというのは無視できないが、いかがなものかと思った。
  • 伊藤委員のお話の中で、私どもが何年間も関わってきたということは、少し思いこみがあったのではないかと反省もしている。

○ 伊藤会長代理

  • 自分自身で大分誤解してきたように感じる。創生プランの骨格となる部分というのは、市民が関わり合いながらあくまでもまちづくりの一環として広瀬川を位置付けるということでやってこられていて、そういったプランだということを今理解した。
  • 私の意見としてこの図を出した経緯は、広瀬川の本体そのものが、もし保全していかれなくなったときに、どうするのかという心配があったからである。まちづくりをしていくときに、広瀬川そのものの環境などについては、環境を保全して当然というところに立ってのプランの位置付けということで考えてよろしいのか。そう考えていくのが今回のプランづくりということなのかと、今認識を改めたのだが。
  • 日下委員がおっしゃったように、本文の中に協働で具体的には何を行っていくのかということを、本文の中に大分位置付けがされているようである。そこがあれば、図を入れるとむしろイメージが変わってしまうということもあるので、工夫をしていただきたい。

○ 高橋委員

  • 河川管理は県が担当している。仙台市は、そういう意味も含めて、市民生活に密着した河川管理以外の隙間の中で、仙台市が行政として関わるようなプランができないかというところで創生プランが発足したと理解していた。河川環境は当面、県が主体となっている分野だったと思っている。

○ 日下委員

  • 一つの目標を固めたら、具体的なことをこれから市民との協働という形で、具体化しながらわかりやすく進めていくということで、趣旨としては活かしていただきたい。文章の中に全て網羅するのは不可能だと思うので、基本的にはそういうスタンスでわかりやすく取り入れていただければと思う。

○ 江成会長

  • 2番目の、「広瀬川と共生する暮らしの発見」という言葉だが、確かに発見で終わってしまうとそういう印象が強いので、何かつけた方がいいという気がする。「生活」という言葉と「暮らし」という言葉が違っているが、「暮らし」の方が全体のトーンからいくと良い気がする。
  • 「享受」が良いか、サブタイトルに使っている「創出」という言葉も、若干発見の次のところに入ってくるという感じがするが、いかがか。「発見」で終わるよりは、「創生」や「享受」という言葉を入れた方がつながりが出てくるという感じがするのだが。
  • 高畠委員からは、「享受」というと少し受け身的な感じがするという語感の印象を述べられたので、「創出」という言葉の方が良いという気もするがどうか。「享受」より「創出」の方がアクティブな感じがする。
  • サブタイトルに「発見と創出」という言葉が使われているのでそれを取り入れるという意味も込めて「暮らしの発見と創出」という言葉でどうか。
  • 図からは、確かに地域づくりとの関係というのが見えない。基本的に理念と目標との関係をすっきりと整理した形でわかりやすく表現するという点では非常に工夫されている。
  • 治水・利水の安定というのは、市民と行政との協働というよりは、1、2の両方に関わるので、二つの題にまたがるような形で真ん中に入れた方が良いという気がする。しかしある意味では、理念と目標からつながってくる地域づくりというところまでは表現されていない。その辺が創生プランの一つの大きなポイントだということを考えると、不足の部分があるという気がした。
  • しかし、そのニュアンスを取り込んでどのように図としてまとめるかということになるとすぐには出てこない感じがする。それらを含んで中身の文章を考えていくということも、今の時点でそう簡単ではない。この辺については、創生プランの実行を積み重ねていく中で整理をし、具体的なイメージ図を工夫していくような方向で、今後このプランのレベルアップを図り、必要に応じてまた文章にして市民にオープンしていくという時期もいつか来るのではないかと思う。
  • そういったことを目指して、理念と目標、創生プランの更に目指すべき方向性がわかるようなデザインを活動を通して考えていこうということを宿題のような形にして今のところは収めてはどうか。具体的に修正案を用意するところまで時間的な余裕も難しいので、今後やりながら考えるということでいかがか。
    (各委員了承)

○ 江成会長

  • 方向としてはそういうことで、基本理念と基本目標の一つの整理の仕方としてこういう形はあるだろう。しかし、それと地域づくりとの関係というのを表現できるようなデザインというものを今後一緒に考えていくということで収めたいと思う。
  • あと事務局から説明があった修正事項についてはよろしいか。

○ 小林委員

  • P.1のはじめに1970年代というのがあり、全てのいろんなものに1970年代と出ているが、昭和何年というのが入っていないのは何か意味があるのか。

○ 江成会長

  • これは市長の文章なのでここで修正というのは難しいが、何か事務局の方から説明できることがあるか。

○ 事務局(石垣広瀬川創生室長)

  • 西暦、元号に特に深い意味はない。高度成長時代がピークを迎えた転換期にかかるのが1970年のあたりだというイメージで表現している。

○ 日下委員

  • ちなみに、1級河川というと漢字で一級と書くのだが、統一した方が良い。

○ 事務局(吉川百年の杜企画課長)

  • 了解した。

○ 江成会長

  • 広瀬川の水質が大きく悪化したのが1970年代(昭和45年から55年)ということでよろしいか。

○ 事務局(石垣広瀬川創生室長)

  • 正確に言うとそれ以前にも始まっていたのだろうが、公害訴訟など問題が表に立って人々の意識に上ったのが昭和45年代であり、象徴的であるという認識である。

○ 江成会長

  • 45年というのはいわゆる公害国会が開かれ、公害対策基本法などができた年ではある。
  • その辺は市長の文章なので、そういった意見もあったということでお伝え願いたい。
    (各委員了承)

○ 江成会長

  • それでは、ご意見が無いということであれば、前回の議論に基づいて修正されたことについて提案された方向でいきたいと思う。

(2)推進方法の確認について
○ 江成会長

  • 続いて、今後の進め方をよろしくお願いする。

○ 事務局(石垣広瀬川創生室長)

  • プランの編集についてだが、印刷に入る最終案の確定に移りたいと思う。課題をいただいたので、その内容を踏まえ、事務局によって最終的な調整をしたいと思っている。4回協議会を行ったが、最終案についてはこのような会をもち、そこで承認という形ではなく、会長、会長代理に見ていただき確定させていただく。印刷・公表前には各委員にご呈示させていただきたいと考えている。
  • 今回の案にもあるように、素案の本文、市民企画コンテストの中心部分を盛り込んだ本編を500部作成する予定である。また第1回協議会で提案があったように、本編を踏まえたダイジェスト版について2000部作成し、関係機関等に配布する。
  • プランの公表については、印刷・製本が完成して以降、市長による記者発表、また、広瀬川ホームページに内容を全て掲載する。現物のプラン本編、ダイジェスト版については市政情報センターをはじめ各区の情報センター等に配置して閲覧できるようにする。
  • 今回のプラン策定推進協議会はプラン策定の段階を終了し、来年度以降、進行管理に移行する。本文にある通り、平成17年12月以降に進行管理を実施する協議会を開催したい。その中で、重点事業の設定の見直し・検討と共に、各重点事業の目標値についても見直しを図りたい。掲載事業の見直し等も併せて進めていきたい。

○ 江成会長

  • 今後の進め方についてご質問・ご意見等があればお願いしたい。

○ 高橋委員

  • 公表の予定はいつぐらいか。

○ 事務局(石垣広瀬川創生室長)

  • 印刷物作成をみて、来年度4月以降になると考えている。遅くても5月の連休明けくらいには公表する段取りになると思う。

○ 事務局(吉川百年の杜企画課長)

  • 手直しが大規模ではなく、せっかく年度内に収めたこともあるので出来るだけ早く出したい。

○ 小林委員

  • 今までの会議でこんなことを言って大変失礼だが、こういった計画表を出して市民が見た際にどこに申し込むのかが不明である。

○ 事務局(吉川百年の杜企画課長)

  • ダイジェスト版の後ろに、広瀬川連絡室の連絡先を示しており、全てここで対応したい。
  • 最初はメニュー別に連絡先を示そうとしたが、人が異動したりするので、広瀬川創生室を通して紹介したいと考えている。

○ 江成会長

  • 今のニュアンスでは、色々な事業についての参加の意向などの問い合わせということもあったので、言葉として、広瀬川創生プランへの「ご意見、ご質問、お問い合わせ」というような言葉も入れておくと良いのではないか。

○ 事務局(吉川百年の杜企画課長)

  • 了解した。

○ 江成会長

  • 文章の最終的なチェックについては私と伊藤委員で行う。ご了解していただけるか。
    (各委員了承)
  • それでは、このような段取りで今後進めさせていただく。

○ 事務局(吉川百年の杜企画課長)

  • 坂本委員と藤原委員にお聞きしたい。P.35を見ていただくと、今後広瀬川創生プランを進めるにあたって、企業との関わりが非常に重要になってくる。素案を作った時にも、広瀬川ファンドなどというのもあったので、そこにどのように企業が関わってもらえるのかというのが我々市民会議の方も悩んでいる。
  • 企業の代表というわけではなく個人の立場でも良いので、企業がどうすれば参加しやすいかご意見をいただきたい。

○ 坂本委員

  • 我々も、お客様への感謝ということで、地域住民に対して工場開放などもやっている。しかし人が集まりすぎて環境を汚染したり、逆に地域住民に迷惑をかけていることもある。そこで今年度からその辺を大幅に見直し、工場として地域住民に対してどういうことができるのか検討中である。
  • 先日、日下委員からゴミの投棄などがあの辺は結構進んでいるというので、その辺とからめて活動していけるのではと考えている。まだ具体的には決まっていない。
  • 資料を見ている中で、重点事業4の中で20社を目標として目指すというのは、どこが主体としてやるのか。うちと東北電力が一緒に20社を集めてくれという意味なのか、そうではなく市が段取りをするのか。

○ 日下委員

  • 今回、平成17年度は四つの重点事業ということを挙げて頂いて、これに対して広瀬川市民会議ができる形でこれを推進していこうということで前回提案があった。先ほど事務局から説明があったように、市民会議としても四つの重点事業はやろうということで決議を頂いた。
  • 目標の数値は重く受け止めるが、一つの企業に20件集めてくださいということではなく、市民会議の自主的な目標として考えている。20社以上になるように、我々も頑張って協働する企業との連携を図っていきたいと考えている。

○ 藤原委員

  • 私個人の意見ではあるが、考えられるとすれば、当社の場合広瀬川の水を使った三居沢水力発電所が関連している。ここにある三居沢電気百年館の2階に、三居沢の周辺の鳥類や昆虫などをPRする場所があるので、その辺のPRもさせていただきたい。
  • プランのダイジェスト版が出来たら三居沢のPR館にも置きたい。
  • 当社は社会貢献活動もしている。仙台市内のゴミ拾いや清掃活動もしているので、ご紹介いただければNPOとも連携して、当社の社員が広瀬川の清掃などを社会貢献活動として組み入れたい。

○ 江成会長

  • 市民会議で予定している色々な事業について積極的に市民に知らせることに加えて、企業にも直接お知らせして参加を要請するという方法がまずできることではないか。それによって企業が応えてくれるということの積み重ねで、参加してくれる企業が少しずつ広がってくる可能性が出てくる。その辺は市民会議の方で取組みをお願いしたい。
  • 流域企業のリストは市の方にあるのか。

○ 事務局(石垣広瀬川創生室長)

  • 平成13年度に実施した基礎調査というのがあり、沿線に立地している、あるいは何らかの形で関係している所についてはヒアリングをしており、その段階でどういう形で支援ができるかという問いかけをしている。その中で、具体的な姿を示してほしいという要望があった。プランが出来て具体的な方向性が見えたので、そういったところにあたっていくというところからはじめたいと思う。

(3)その他
○ 江成会長

  • その他何かあるか。

○ 日下委員

  • 仙台市からの受託業務だけでは下請けの団体のようになってしまうので、前回、市民会議の自主事業として年2回程度の一斉清掃をやろうということで提案させていただいている。市民会議の皆様にも承諾いただいているが、一斉清掃については、昨年度の第1回開催時に作並地区から八本松地区まで9ヶ所のポイントで地域住民が主体となって初めて実施した。
  • 清掃事業に関して、先ほど企業からも協力いただくという話があったが、これを進めるために、昨年は国交省と、宮城県は共催という形で入って頂いた。今年は仙台市も主催に入っていただきたい。一斉清掃の件で、市の立場、関わり合いをここでお答えできるのかどうかお尋ねしたい。
  • 鮎の住む川づくりとして、清流を守る本来の水質の条件としての指標を鮎としているが、ご承知のようにこの2、3年広瀬川から鮎が消えて釣り人がいなくなってしまった。このような異常現象について、生態学的に調査した上で、河川整備にどのようにつなげていくか、市民の関わりをどうしていくかということの学術調査を共同研究として、伊藤先生および東北大学との共同研究で、NPO「広瀬川の清流を守る会」が共同で申請させていただいている。これは河川環境管理財団である。2年間でやらせていただくということで進めていくので、皆様にご報告させていただく

○ 事務局(吉川百年の杜企画課長)

  • 昨年も出たが、主催になるかということは、河川管理者ではないという仙台市のこだわりもあった。仙台市も河川の中に公園も設置しているので、その辺は可能と思っている。

○ 日下委員

  • そのように受け止めて、事前に打ち合わせしたい。
  • 上流域の不法ゴミが多い。量や分量、種類、搬出方法についても調査を実際に行いたい。去年は国道の管理者にもお願いして一緒に清掃しているので、立場を超えて対応をお願いしたい。
  • 前々回に出た河川管理権限委譲の件だが、市民協働という立場からも、我々も一番の関心事なので、いつ、どのようにやるかということについて、進捗状況については、体制の都合でということだけでなく、市民に対してどういうメリットがあるかなどをわかりやすい形でオープンにして市民の意見を聞くなどといったスタンスで河川管理権限委譲を進めていただきたい。

○ 鈴木次長

  • 前々回、河川管理権限委譲の問題があったが、現段階では仙台市へ権限が委譲した場合の役割分担等を検討中である。
  • 委譲に伴い関連する問題も多々あり、それらを抽出中である。一般的に受け止められるのは、河川管理の権限が委譲されるということだが、権限と同時に責任も発生する。委譲した場合に仙台市がどういう体制で実現していくかについて検討中であり、まだいつ委譲するかということは申し上げられない。一定の方針が出た段階で明らかにしていきたい。

○ 日下委員

  • そのやりとりについてだが、進捗状況などが全くわからない。県と市だけで話し合いをして良いのか。話し合いを市民の前でやるなど、もっとオープンな形を取れないか。

○ 鈴木次長

  • 今後そういった方法が取れるかどうか検討する。もう少し進んだ段階で、市民を含めた話し合いの場を設けるなど、今後考えていきたいと思う。

○ 日下委員

  • 仙台市が腰を引いていると取られかねないので、積極的な姿勢を示していくということが基本である。その次に、どの点で関わっていったら河川管理で良いのか、権利的にはどのようにお互いに役割分担しなければいけないのかというところが一番大切だと思う。仙台市の都合だけでなく、県も国も関与してくる問題であるので、プロセスを大切にしていただきたい。

○ 藤原委員

  • 協議の場は正式に出来ているのか。

○ 鈴木次長

  • 一昨年、宮城県の方から、河川の権利にとどまらず、たくさんの項目が政令指定都市に委譲できるということが示された。その中に河川管理権限委譲というのが一つの項目としてあった。
  • 市としては、権限委譲できるものは受けようという基本的なスタンスで宮城県に対して手を挙げており、その流れの中で現在協議している。まだまだわからない点が多々あるので、その辺を調べたり勉強会をするなどして進めている段階である。

○ 江成会長

  • 色々な権限委譲について協議する場というのは、オフィシャルな場として県と仙台市の間にあると理解して良いか。

○ 鈴木次長

  • それぞれの担当する部局を通して、個別の課題について協議している。

○ 江成会長

  • 広瀬川の管理権限委譲に対する協議も関連の部局同士でやっているが、その組織は公式にあるということか。

○ 鈴木次長

  • 市内には広瀬川以外にも23河川ほどあるが、その中でも広瀬川は仙台市民にとって大切な川だということもあり、優先的にというスタンスではある。しかし広い範囲に及ぶということもあり、それぞれに抱えている問題もあるということで、かなり時間は要している。

○ 日下委員

  • 市長も明言しているので、市民レベルで進めていくために権限委譲のための懇談会や協議会を作って、そういう場で議論して、仙台市が責任を持って優先順位をつけるというものがあれば、進みは早いのではないか。部局同士の話し合いだけでは進みづらいのではないか。

○ 鈴木次長

  • 我々も精一杯努力させていただいている。現在は、相対的に関連する問題も含め、全体を把握した段階である。今後どういう展開で進めていくのかを検討中の段階である。

○ 日下委員

  • こういった問題は、市民協働でやるのが基本なのではないか。

○ 山下委員

  • 県と市で五つぐらい政策課題のテーマとして挙げた中に広瀬川の管理が含まれていたが、新聞報道では広瀬川の管理権限委譲については当分協議を見合わせるという形で掲載されていた。これはどういうことなのか。

○ 鈴木次長

  • そのようには受け止めていない。いろいろ課題があり、すぐには難しいという認識でいる。私の記憶では実現は不透明という表現であり、できないとか当面中止ということではなかったと思う。

○ 山下委員

  • 記事には当面中止という答弁あったと記載があったようだが。

○ 鈴木次長

  • 先ほど申し上げた通り、継続的に協議は続けていく。

○ 山下委員

  • 市と県で協議を継続していくということか。

○ 鈴木次長

  • 一つ一つの課題としては協議を続けるが、宮城県・仙台市政策課題協議会の場で扱うかどうかということについて述べているということである。これを協議する場が、これまで政策課題協議会だったが、それについては当面行わずに個別に行っていくと考えている。

○ 山下委員

  • 政策課題協議会で行わなくなった理由は何か。

○ 鈴木次長

  • 経緯については不明である。

○ 佐藤委員

  • 市の河川課の談話として、委譲を受けたい方針は変わらないが治水費用の観点や人員計画ができるかできないか判断する段階にはないと掲載されている。私の記憶では、必要な管理費や人員がいくらぐらいかかるかというのは昨年か一昨年あたりに市に資料をお出してしているが、おかしいのではないか。

○ 鈴木次長

  • 去年の段階で維持管理費等の情報はもらっているが、この先どう整備するか決まっていないので、その整備費がどうなるのか分からないというようなことがあって、まだ把握できていないという表現につながった。

○ 佐藤委員

  • 費用に関してはある程度クリアできるが、あとは知識だと思う。河川計画を立てられる人間を育てるには最低10年はかかる。その辺が一番問題なのかと思う。

○ 鈴木次長

  • 我々も同じように思っており、現在仙台市が管理している部分に比べると、広瀬川は横綱クラスであり、いきなりは難しいという実感がある。

○ 佐藤委員

  • 河川計画をやれる人間をどれぐらい育てられるか、もしくは県から移譲するのか、その辺が一番問題である。先ほど将来的に必ず河川管理を引き継ぐという明確な回答が無いので、その辺が一番心配である。事務局レベルでも、必ず引き継ぐということが明確なのか。

○ 鈴木次長

  • 市長も答弁し、大前提として広瀬川は将来的には引き継ぐということで手を挙げており、そのために今諸問題について洗い出しを行っている段階である。

○ 日下委員

  • それがいつまでに行われるのかということが一番の関心事である。基本的な川に対する理念をしっかりもっていただいて、市が入っていくという踏み込みが必要である。やはり、担当の方々が目標をしっかり作るのが市民協働の一番大切な部分ではないか。

○ 伊藤会長代理

  • そういうところを市民協働でやるといったところには、関わらないのか。

○ 鈴木次長

  • 第2回協議会で同じような話が出たが、その時は管理権限委譲についてはプランと別に法律や行政の役割分担の問題なので、別個に進めていくということになったはずである。

○ 江成会長

  • 基本的な方向は、いま鈴木次長がお話しになった通りである。しかし、広瀬川の管理の問題についても重要な問題である。市長も、河川管理を行いたいという姿勢を示しているのは、市民から見ても非常に心強い姿勢だと皆さん評価している。
  • しかし実現するにあたって、細かい問題を考えなければいけないので、そういったものを含めて下準備を事務局がしている段階であると理解した。いろいろ検討しなければならない問題はたくさんあるだろうが、市長の姿勢を後退させることはないようにお願いしたい。
  • 行政が全部抱え込むということではなく、市民とともに考えていくスタンスは今後必要になってくると思う。市民がサポートできる部分については、どんどんこの場にもオープンに出していただきたい。
  • その他事務局から何かあるか。

○ 事務局(石垣広瀬川創生室長)

  • 資料の最後につけた広瀬川フォーラムについて説明させていただく。
  • 前回協議会で内容等を説明したが、今回はこのようなチラシを1,000部刷った。そして、これまでイベント等来ていただいた方を中心に300名の方には直接郵送した。これ以外にも、各団体の方々によって、チラシをご紹介しており、参加者を募集しているところである。
  • 河北新報の2月1日朝刊、2月2日夕刊で広告記事も掲載した。2月5日には、イベント情報でも紹介している。
  • 現在は、当日に向けて準備を着々と進めている。今までイベントとして行ってきた「もっと知りたい広瀬川」の活動パネルや、「広瀬川で鯉のぼり」のワークショップで絵付けされた鯉のぼりを掲示することで進めている。
  • 広瀬川の清流を守る条例が制定30周年ということで、市民の方に公募した30年前の写真を100枚位掲示できるように進めている。これは宮城県さんにもご協力いただいた。昨年行った「まさむねウォーキングロード」についての活動発表を行うことにもなっている。いろいろ楽しめるものとなっているので、当日よろしくお願いする。

○ 江成会長

  • ありがとうございました。その他何かあるか。
    (各委員了承)

4.閉会
○ 事務局(吉川百年の杜企画課長)

  • プラン、ダイジェスト版ができれば、委員の皆様方にも送付させていただく。
  • 来年度については、プランの進行管理をお願いするということになる。日程を含め、改めてご連絡さしあげる。
  • それでは本日の議事を終了する。

以上


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