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変わることのない風景はありえない

あけましておめでとうございます

皆さんはどんな2011年をどう迎えられましたか?
わが家は「父ちゃん、前歯が抜けた」という長男の一言から始まりました(元旦、早朝4時)

それはさておき、2011年の年明けにお知らせするのは、仙台を代表する景観でもある広瀬川の様相がガラリと変貌しているという事です。

これはこの冬の宮沢緑地から見た中州の様子です

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こちらは2010年広瀬川中州冒険の際の同じ場所です
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比べるまでもなく中州の上には何にもなくなりました。
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そしてこの後、中州の土も全部除去される予定です

確かに肥大化してしまった中州は洪水の原因になる恐れがあるのだろうし、人の住む領域に被害が被るのは地域住民としては困ります

しかし、映画「崖の上のポニョ」や「となりのトトロ」で有名な宮崎駿監督が前テレビで話していたのですが、現代の日本人は自然をコントロールしようとするが、本来そうではなかったはずで、日本人はもっと自然と寄り添って生きていた筈である。

だから宮崎監督が見ていたニュースで川の氾濫によって家屋を失った西日本の方が「家流されちゃったけど、仕方ないさぁ」とケラケラ笑い飛ばしていたのを不謹慎だとは思うのだがと断わりを入れながら、褒め讃えて「日本人はある程度、自然災害を受け入れる度量を持つべきだ」といったようなことを仰っていたのを思い出しました。


昨今「安全・安心な暮らし」という言葉がリフレインされ、市民はどこか同時に不安を煽られ、何がしかの保険を掛けたがる。

人の命に関わる問題なので、考え方として合っているかどうかわからないのですが、川は本来、地球の循環の一翼を担う大事な回路。人類にとっても氾濫と蛇行を繰り返すことにより、その後の肥沃な土地を約束してくれていたはずですし、川の恵みを受けるために川沿いに多くの都市が形成されてきたのではないでしょうか。

我々は平時における河川のもたらす恵みと憩いを忘れてはならない。


※昨年12月22日の記録的な雨の後、中州の先端に新たな堆積物が溜まってました。
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広瀬川は常に変化しています

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コメント (2)

スガワラ:

あけましておめでとうございます。

昨年末の"観測史上一番"の雨量を記録した日の夕方に、中州付近を見ました。水位もピークに近かったと思いますが、それでも中州は水没しておらず、高水敷(緑地)にも水はかかっていませんでしたね。

計画では、150年に一度の確立で起こる大雨の降水量が388mmとなっているようなので、今回が130mm位だから、、、約3倍!!!(驚)

食わず嫌いがあるように、あまり川との接点がないと、川=怖いとなりがちですが、きちんとした付き合い方ができるようになれば、川=怖い+楽しい+αとなり、そういう人が増えてくれば広瀬川も良い川になってくるのですかね。

笹舟 布田:

スガワラ君
あけましておめでとう

そうそうあの22日の水位は気になってずっとチェックしてた。あの三倍の降雨は凄いね

エコとか環境と言ってもみんなテレビやネットの情報ばかりで話をしているから、どこか的を得てない

スガワラ君の言うように川との接点つくりだと思う。

もっと川に接する機会を増やさねば

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2011年01月03日 20:13に投稿されたエントリーのページです。

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