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広瀬川ライフ入門

広瀬川を舞台とした活動や広瀬川に関わる活動など、いろいろな活動を私立TBC気象台気象予報士 斎藤恭紀さんに体験レポートしてもらいます。
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vol.1 カヌー体験

 掲載日:2006年12月06日

■クリーンアップ編

『広瀬川でカヌーで川下りをしながら、清掃活動をしませんか?』
仙台市広瀬川創生室から、お話があった時に、『カヌーか〜、ん〜‥。』というのが正直な感想だった。
なぜにノリノリになれなかったのか、その理由を説明するために今から10年前にさかのぼらなければいけない。

私、実はカヌー経験者なんです。大阪でお天気キャスター下積み時代に関西のある川でカヌーをしたんですよ。
野田知佑さんのエッセーに感化されて。
ただ、この川のそばにいくと、ぷ〜んと鼻につく石鹸臭がして、油膜が結構、浮いてたんですよ。
沈(ちん)(※1)だけはしたくないなと感じさせる川だったんです。
カヌーを教えてくれたインストラクターもわれわれがお客だということを意識させないくらいのマイペースぶり(笑)。
恐る恐る進水し、流れに身をまかすだけのわれわれにエスキモーロール(※2)を強制させる、鬼教官。
いや〜散々なカヌー初体験でした。

そんなこともあり、また川下りをしようなんて、考えもつかなかった10年ですが、今回は大好きな広瀬川を体感できるチャンスかなとも思い、恐る恐る、現場に行きました。
仙台市カヌー協会が主催する「クリーンアップ広瀬川」というイベントは1998年から続いて、今年で9回目。
清掃活動は角五郎の澱橋から西公園の大橋まで約1.5km。
私の乗るカヌーは2人乗り。
カヌー協会の宮城さんが一緒に乗っていただけるということで、頼もしい限り。
「毎年、驚くような大物を拾います」と宮城さん。
その大物とは‥、私は1時間後にその「大物」の正体を知ることになる。

10年ぶりの川下り。宮城さんという頼もしいパートナーが乗ってくれたおかげで先頭に乗っている私がまるで自由自在に艇を操っているかのような錯覚と周囲の「初心者なのに意外とうまいね」という大いなる誤解が水面を漂いながらも進水〜前半は順調な滑り出し。

カヌー体験01

カヌー体験02


少し余裕が出てきたので、川の様子を見ると、広瀬川はあの石鹸臭のした関西の川とは違い、大都市を流れる川だとは思えないほど清らかな流れ‥‥に見えた‥。
が、現実を目の当たりにする、「椅子はっけ〜ん」、「あっ、今年もあったよ、自転車」、「なんだ、これ‥、あ〜削岩機だ。業務用の」、出るわ出るわ、自然にはありえない物質の数々。東京や大阪、自分の故郷の千葉の川とは違い、水が澄んでいる、生きているからこそ、捨てられた粗大ごみの醜さが余計、きわだつ。
上流にはもっとひどい粗大ごみ投げ捨てポイントもあるとか。

カヌー体験03
写真提供:仙台市カヌー協会

カヌー体験04
写真提供:仙台市カヌー協会


皆さん、広瀬川、大事にしましょうよ。
私は千葉っ子です。30年以上住んだ土地を去って、仙台に来ました。
だから仙台の人よりも客観的に仙台の街を見られます。
四季のうつろいを感じさせてくれる、散歩や芋煮で市民が集う、
杜の都の母なる川じゃないですか。
イワナやアユ、サケまでも戻ってくる全国に誇れる都会の清流ですよ。

声を大にしていいたい!!

「広瀬川にごみ捨てるの、もうやめれ〜!!」


写真提供:仙台市カヌー協会

 

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