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広瀬川フォーラム


フォーラム録

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司会

 皆様、大変お待たせいたしました。本日は<「広瀬川の清流を守る条例」制定30周年記念・広瀬川フォーラム「悠久の流れ・広瀬川」〜市民行政協働の川づくり・まちづくり〜>にご来場ただきまして、まことにありがとうございます。本日司会をつとめさせていただきます私、志伯暁子と申します。皆様どうぞよろしくお願い申し上げます。
 さて、本日のこの「広瀬川フォーラム」は、杜の都のシンボル、広瀬川の豊かな自然環境と清流にふさわしい良好な水質を保全するために、仙台市が昭和49年に制定した「広瀬川の清流を守る条例」が昨年30周年を迎えましたことを記念して開催するものです。
 仙台市では、仙台開府四百年となりました平成13年度から記念事業のひとつとして、広瀬川のすばらしい自然を保全することに加え、新たな魅力を発見、そして創出しながら次世代に引き継ぐための行動計画である「広瀬川創生プラン」の策定に市民行政協働で取り組んでまいりました。昨年の4月には、広瀬川に関心を持つ多くの市民が気楽に参加できる緩やかな市民ネットワーク組織として「広瀬川市民会議」が立ち上がっております。
 本日の「広瀬川フォーラム」では、こうした、これまでの広瀬川と市民との関わりを振り返るとともに、今後広瀬川がより多くの市民に愛され親しまれる川となるための取り組みや広瀬川をテーマとしたまちづくりをどうしたらいいのか、市民と行政の協働により進めていくことについて、皆様とともに考えてまいりたいと思っております。会場は一段と華やかなしつらえにさせていただきました。広瀬川がいかに多くの市民に愛されているか、皆様の目でご覧いただこうと、たくさんの市民の手づくりによる鯉のぼり、そしてたくさんの広瀬川に思いをつづった写真のパネル展がございます。
 それでは、開演に先立ちまして主催者より皆様にご挨拶を申し上げます。まず、日下均広瀬川市民会議会長より皆様に一言ご挨拶をさせていただきます。


日下

 皆さん、こんにちは。今日はお寒いところ、この「広瀬川市民フォーラム」に多数ご来賓いただき、大変ありがとうございます。今の志伯さんからもご紹介いただきましたように、この仙台町と眼下に広瀬川を望む広瀬川を望むこの素晴らしい会場で、市民の皆様が手づくりでつくっていただいた鯉のぼりを、この会場に飾ってあります。この鯉のぼりは、市民参画協働で一緒にこの川づくりに参加していただいて、この清流を次の世代に残していこうという趣旨で進めています。
 趣旨については、先ほどの志伯さんのお話の中にもありましたので割愛させていただきます。今日は記念講演として、「広瀬川の清流を守る条例」制定30周年を記念として、当時の制定した皆さん、そのかかわった状況、そういったバックグラウンドとか、いろいろなことを皆さんでお話をして、参加して、ぜひ聞いていただきたいと思っています。またパネリストの6名の皆さんには、いろいろな市民の立場、行政の立場、ご専門の立場でこの広瀬川について、これからの清流をどのようにつないでいくかというお話を賜りたいと思っております。
 これからの皆さんと一緒に、百万人の思いで清流をつなげていこうという趣旨については、一番の協働というのは単に市民が言うだけではなく、広瀬川について我々市民がどのようにかかわっていったらいいか、どのように行政、企業としてかかわっていったらいいか、その責任と分担についてのこれからの作業をどのように進めるかという具体的なアクションをつくっていこうという趣旨で、この市民会議は進めております。ですから、決して縄張りを張って排他的にしているものではございませんので、ぜひひとつ皆さんにもご参加して貴重なご意見をお受けしながら、これからの川づくり、そしてまちづくりにつなげてまいりたいと思っております。今日はぜひ、帰るときには、参加申込書がついてありますので、そこに年間会費がたったの1,000円です。ぜひご参加していただいて、いつでも貴重なご意見を賜ればと思っております。
 今日はお忙しいところ、仙台市長をはじめ皆さんにもお出でいただいております。後からご挨拶もいただきます。今日ご参加いただきました市民の多くの皆様、そしてかかわっていただいた市民団体、市民の皆様、そして準備していただきました多くの皆様がたに心から感謝を申し上げましてご挨拶とさせていただきます。本日は大変ありがとうございました。


司会

 広瀬川市民会議の日下均会長よりご挨拶をさせていただきました。続きまして、藤井黎仙台市長よりご挨拶をお願い申し上げます。


藤井

 皆さん、こんにちは。少し風は寒いのですが、そういう中、そして日曜という悪条件の中をこうしてお集まりいただいた皆さんの熱いご熱意に対して、まず敬意を表したいと思います。会場はすでにこのように華やかで、春が真っ先に来たような感じがいたします。
 このフォーラムの趣旨は、去年ちょうど「広瀬川の清流を守る条例」がスタートして30周年という節目の年を迎えました。それをきっかけとして今年度の事業として、今年度というのは年度が3月31日ですので、平成16年度の主要な事業の一つとして今日このフォーラムが開催されますことを、大変うれしく思っております。
 広瀬川と申しますと、青葉山と同じように仙台の今日までの歩みをともに刻んできた、その歴史がございます。あるいは水源として、そしてさまざまな生活用水としての機能もあったし、そして憩いや遊びや、あるいはまた土井晩翠や相馬黒光の、あの文芸や詩歌にも歌われたり、たくさんの習俗もここから生まれたりということで、この仙台とともに歩んできた広瀬川でございます。私ども仙台市民のかけがいのない財産として、今後とも次世代に引き継いでいくべき清流でございます。都市化というのは全国的にも一つの大きなエポックを画しましたが、そのあおりを受けましてひところは広瀬川の清流にも危機が訪れた時期がございましたが、市民の皆さんと事業者と行政とが一つになり、清流を元に戻すという活動が始められて、かつてのような清流に戻りつつございます。その活動の原点になったのは、ほかならないこの広瀬川条例であったと思います。
 全国的に見ましても広瀬川というような固有名詞のついた川が条例名になっているのは、おそらく初めてであったであろうかと思います。それだけに市民の皆さんの、そして仙台全体の気持ちがいかに広瀬川に注がれて、それに対する愛情がどれだけ大きいものであったかを示すものであろうかと思います。
 ちょうど去年30周年ということで、皆さんの日常的なさまざまなご活動を反映し、また広瀬川創生プランという案を提示されたこともありまして、行政の中に広瀬川創生室という単独の専門組織を去年設置しました。同時に今日の主催者の一つである広瀬川市民会議という、柔らかなというかそうした組織ができ上がったりということもあり、いずれにしても市民と行政と事業者とか再び一緒になり、広瀬川を後世に残すための組織的な活動をしていこうという機運が盛り上がってきたのが去年の条例制定30周年の時期でございました。私どもはこのことを市政の基本にあるべき問題であるということで、これに勢力を注いでまいりたいと思っています。いずれにしても広瀬川の清流を取り戻したり、また新しいアイデアをそこから生み出して、市民と広瀬川との新たな交流が始まるような、そういうことも期待していきたい。取り組みについては、これは終わりのない取り組みでして、これから後の我々に続く市民のみんなにもぜひこの活動を引き継いでまいりたいと思っております。
 今日のフォーラムが、先ほど日下会長さんがおっしゃられたように、市民と事業者と行政とのコラボレーションといいますか、協働の第一歩になることを心からご期待を申し上げまして、冒頭のご挨拶にさせていただいと思います。今後ともよろしくお願いします。ありがとうございます。


司会

 藤井黎仙台市長でございました。さて、本日の広瀬川フォーラム、続いては基調講演でございます。多分皆さんは広瀬川のそれぞれの写真をご覧いただきながら、ご自分と広瀬川との関わりをそれぞれに思い起こしていらしたことと思います。広瀬川というのは、今どうしてこの形があるのか。そのお話をじっくり皆さんとともにお伺いしたいと思います。
 本日の基調講演、演題は『「広瀬川の清流を守る条例」制定から30周年を迎えて』と題しまして、特定非営利活動法人水環境ネット東北副代表理事でいらしゃいます澁谷章様に基調講演をお願いいたしております。公演に入ります前に澁谷様のご経歴について簡単に私のほうからご紹介をさせていただきます。
 澁谷章様は昭和60年に仙台市を退職され、現在は特定非営利活動法人 水環境ネット東北の副代表理事として広瀬川をはじめとした水環境の保全等に携わっていらしゃいます。澁谷様は「広瀬川の清流を守る条例」が制定されました昭和49年当時、仙台市衛生局公害部長として条例制定作業の中心的役割を担われていらっしゃいました。この条例は一つの河川に対して、その水質と自然的環境の保全を目的に制定されたもので、その制定手法、内容ともに当時の日本の諸法令には見られない画期的なものだったと伺っております。
 条例制定30周年を向かえ、条例制定前から現在までの広瀬川を語るには、この方をおいてはほかに本当にいらっしゃいません。まさに「ミスター広瀬川」というべき、ふさわしい方でいらっしゃいます。それでは澁谷章様にご講演をお願いしたいと思います。どうぞ、ご登壇ください。皆様、どうぞ大きな拍手をお願いいたします。

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