1.1 計画策定の経過
仙台市は、21世紀の幕開けである平成13年度(2001年)に、仙台開府四百年を迎えました。この記念事業として、杜の都の美しい景観を支え、潤いのある環境を育む源となっている清流広瀬川を保全するとともに、新たな魅力の発見や創出を図りながら、次世代へと引き継いでいく「悠久の流れ・広瀬川創生プラン策定・推進事業」に着手しました。
事業初年度となる平成13年度には、市民ニーズを的確に把握するため、広瀬川に関する市民活動団体34団体へのアンケート調査及び8団体へのヒアリング調査を行うとともに、市民3,000人を対象としたアンケート調査を行いました。
また、平成14年8月まで3回にわたり、広瀬川に関わる活動を実施している市民活動団体の方々と意見交換を行うため、「これからの広瀬川を考える懇談会」を開催し、プラン策定の企画段階からの市民活動団体の事業参画を図り、市民と行政の協働による事業展開を目指しました。
同年10月には、仙台市における市民協働の新しい試みとして、プラン素案作成にあたって広瀬川に関わる15の市民活動団体からなる「広瀬川創生プラン素案づくり実行委員会」を設立していただき、ワークショップの実施や広瀬川フォーラム等の開催を経て、平成15年6月には同委員会より「広瀬川創生プラン素案 河水千年の夢−広瀬川・悠久の流れとまちづくり−」が市長に提出されました。
その後、この素案に提案された市民活動団体等のネットワーク構築に向けては、素案づくり実行委員会が母体となり、『広瀬川市民会議』準備会における設立に向けた検討・準備の後に、広瀬川に関心を持つ市民・NPOの緩やかなネットワーク市民組織として、平成16年4月に「広瀬川市民会議」が設立されております。
同時に素案の提案を受け、仙台市建設局百年の杜推進部百年の杜企画課内にプランの専管組織として「広瀬川創生室」を新設するとともに、河川管理者及び広瀬川に関わる市民、NPO・学識者・事業者で構成する「広瀬川創生プラン策定推進協議会」を設置し、「広瀬川創生プラン素案」を基にこのプランを策定しました。