第6回 本間ちゃんの広瀬川
●聞き手
広瀬川との出会いはいつ頃でしょうか?
●本間ちゃん
小学生の頃ですね。
親父が船乗りで車の免許を持っていないので、
年に2回くらい親戚に連れてきてもらいました。
●聞き手
広瀬川の印象はどうでしたか?
●本間ちゃん
街なかにこんなに大きい川があることに驚きました。
非常にシンボリックでしたね。
橋も牡鹿半島にはない大きさです。

●聞き手
関山峠付近の水源から、
名取川と合流して仙台湾に注ぎ込むまで、
すべて仙台市域内で完結する、
まさに仙台市のシンボルです。
段丘面に市街地がありますので、
都心から少し足を延ばすと、
発達した瀬や淵、自然崖などの
ダイナミックな景観が見られます。
●本間ちゃん
東北福祉大学に在学中には芋煮をやりました。
ソフトボールや野球も好きなので、
あの辺りでよくやりましたね。
●聞き手
牛越緑地、澱緑地のあたりですね。

●本間ちゃん
僕らの頃は、環境が今ほど整備されていなかったんで、
石がごろごろした河原で普通にやってました。
野趣(野手)溢れる感じで(笑)。
●聞き手
宮沢橋のたもとでは実に20年ぶりに、
平成21年から特定非営利活動法人「広瀬川ボートくらぶ」として
貸しボートが復活しています。
●本間ちゃん
僕らの高校の頃はまだ貸しボートがあったんですよね。
デートで貸しボートに乗る人が結構いました。
●聞き手
本間さんも利用されましたか?
●本間ちゃん
僕は使いませんでしたけど、
つっぱったリーゼントのお兄ちゃんが乗ってたりして、
そのアンバランスさが良かったです。
慣れていないとなかなか上手く漕げないですよね。
座る向きを間違うと大変なことになりますし。
●聞き手
私も昨年乗ってみましたが、
思うように漕げませんでした。
今年もチャレンジしてみたいと思います。
●本間ちゃん
やっぱり僕は、ふらっと河原に行くのが好きですね。
煮詰まった時とか。
牛越緑地あたりは車でギリギリまで行けますし、
とても雰囲気が良いんです。
視界もひらけていて、とても静かで、
時々東北大学の吹奏楽部の人が練習していたりして。

●聞き手
広瀬川創生室としましても、
ソフト面から広瀬川の魅力づくりを推進しているのですが、
更に広瀬川を地域に密着したものにして活性化していくには、
どうしたら良いでしょうか。
地域密着型のタレントとして、
アドバイスなどありましたらお願いします。
●本間ちゃん
僕は子どもの頃は海でよく遊びました。
同じように川遊びが重要ではないでしょうか?
危険な箇所もあるでしょうが、
インストラクターをつけるなどして、
子どもたちに川の良さを教えてあげる事ですね。
●聞き手
なるほど。
●本間ちゃん
それから、主婦の方にアピールするには”食”ですね。
鮎を使った料理などの話題づくりとか。。
●聞き手
河原で「サケのちゃんちゃん焼き」をしたら楽しそうですね。
残念ながらその場で獲ることはできませんが。
●本間ちゃん
あとは川下りをしてみたり、
広瀬川ブランドで何かを栽培してみたり。
とにかく実際に体験してもらうことが一番ですね。
●聞き手
ありがとうございます。