令和5年2月25日「広瀬川スマホ写真教室」を開催しました!
地下鉄南北線長町一丁目駅近くの十八夜観世音堂から広瀬川沿いをプロのフォトグラファーの指導の元、スマートフォンでの撮影と編集の基礎を学びました。
また、広瀬川周辺の建造物の歴史や多くの自然に触れて改めて広瀬川の魅力を感じることができました。
当日は、風が強く吹き肌寒く感じる時もありましたが、薄曇りから青空が見える時もあり写真撮影や散策にちょうど良い天候に恵まれ、様々な広瀬川の表情を見ることができました。
集合場所の十八夜観世音堂に参加者が集まってきました。
参加者も揃い広瀬川スマホ写真教室スタート!
運営スタッフや今回の講師であるクリエイターチームlil357(リルサンゴウナナ)のビデオグラファー渡邊拓弥さんとフォトグラファー渡邊あきさんからご挨拶をいただきました。
今回の撮影の流れや注意点の説明が行われた後、早速スタート地点である十八夜観世堂についての説明、撮影から「広瀬川スマホ写真教室」が始まりました。
講師を務めるlil357の渡邊拓弥さん、あきさんからスマホでの撮影について説明をいただきます。
次の撮影スポット広瀬橋はすぐそばにあります。
広瀬橋は日本初の鉄筋コンクリート橋です。
普段は通り過ぎてしまう橋も写真で撮るとまた違う表情があります。
広瀬川沿いを移動して撮影
次に訪れたのが橋姫神社です。橋姫神社は昔、川の氾濫を鎮めるため人柱になった「愛姫」を祀っている神社です。
地元の方でも意外と知らないストーリーに皆さん熱心に話を聞いていました。
広瀬川と道路の間にある小さい神社が「橋姫神社」です。
スポットにまつわる歴史等も聞いていきます。
撮影スポットへ移動する際も、参加者は広瀬川の様々な風景を撮影していきます。
次は宮沢橋と広瀬橋の間にある郡山堰を目指します。
講師にアドバイスを聞きながら撮影していきます。
被写体の撮り方について熱心に話を聞いていました。
青空も少しずつ出てきたこともあり、河川敷はお散歩やランニングをしている方も多くいました。
撮影ポイントの「郡山堰」。
良い写真を撮れるようにみなさん工夫をしながら撮影しています。
郡山堰を過ぎ、宮沢橋を渡り到着したのは、「堤防壁画」です。
堤防に描かれた幅30mの巨大なアート作品は在仙アーティストの中川和寿氏を招致して、近隣の小、中学生と共同で制作されたものです。令和5年10月まで見ることができます。
期間限定の壁画を写真に納めていきます。
宮沢橋に止まる沢山の鳩たちもハイポーズ!
堤防壁画すぐ隣の宮沢橋は、現在新しい橋を掛ける工事中です。
貴重な橋を造る途中の様子や土台も撮影することができました。
新旧並ぶ宮沢橋の様子は新しい橋が出来上がるのを楽しみにさせてくれます。
建設途中でしか見られない杭や土台に興味津々。
普段車で通る時と徒歩で通るのでは景色が違うと教えてくれました。
どんな写真が撮れたのでしょうか?
宮沢橋から愛宕堰と移動していきます。
撮影にも少しずつ慣れてきて、参加者も様々な景色を撮影されていました。
移動中も講師から写真の構図などのアドバイスをいただきます。
アドバイスをおくる講師渡邊拓弥さん(写真右側)。
印象的なマンションと川を入れてパシャリ!
愛宕堰と郡山堰の違いなども知ることができました。
ゴールの愛宕下発電所跡へ到着!
広瀬川沿いを歩いてきた最後の撮影ポイントは愛宕下発電所跡です。
大正9年に建設され、昭和4年頃に操業が停止された建造物は歴史を深く感じる佇まいでした。
愛宕山横穴墓群と並ぶ景色はどこか引き込まれるものがありました。
周辺に住んでいる方でも存在を知らなかったと驚いている方もいました。
愛宕下発電所跡のすぐ隣には愛宕山横穴墓群という遺跡もあります。
ゴール周辺を撮影し午前の撮影の部は終了です。
写真を編集してみよう!
午後は荒町市民センターへ移動し写真の編集について教えていただきます。
講師が撮影した写真をお手本に写真の構図について学びます。
講師の渡邊さんたちが撮影した素敵な写真を見せていただきました。
プロの方の撮り方はとても参考になります。
写真の編集を行っていきます。どんな効果があるのか実際の画面で動かしながら教えていただきました。
実際に撮った写真で編集に挑戦していきます。
積極的に分からない部分を教えてもらっています。
編集が完了したところで、講師のお二人から本日撮影、編集したベストショットを発表し、講評をいただきました。
どんな作品が出来上がったのでしょうか。
自分の作品について、どこに注目して撮影したか、どんな風に編集したかなど発表していきます。
一人ひとり違う被写体の捉え方の作品に参加者同士、関心を寄せていました。
お二人から様々なアドバイスを一人ずつ丁寧にいただきました。
撮影から始まり、講義が終わるまであっという間に過ぎた1日でした。
講義が終了してからも講師のお二人に話しかける参加者の姿もみられました。
今回の「広瀬川スマホ写真教室」はとても発見が多い時間だったと思います。
ぜひ次の機会があればまた参加いただければと思います。
≪参加者の作品例 題:『新しい橋の礎(いしずえ)』≫
講師の先生からひとこと
皆さんの作品を見返す中で、それぞれの視点が色や構図で表現されていて僕らとしても非常に勉強になりました。
今回は写真撮影や編集のイロハ的内容でしたが、参加者の皆さんの今後の写真ライフがより楽しく、意味あるものになりましたら幸いです。
この度は貴重な機会をくださりありがとうございました!