第4回 染物作業を体験!-1

一般的に染物というと、生地を染液に浸けて染める技法を連想しますが、永勘染工場では刷毛を使って染めていく「引き染め」と呼ばれる技法を用いています。
今回はこの引き染めで、東北放送開局60周年を記念するロゴを染めた手持ち旗を作ることにしました。

まず体験させていただいたのが「糊置き」と呼ばれる工程。

ロゴの型を布に重ね、その上からもち米や糠、塩などでできた糊を、防染する部分に塗っていきます。

伊藤さんは慣れた手付きで滑るように糊を塗っていきますが、僕はというと場所によって糊が多かったり少なかったり、かなりムラが多い仕上がりに。

どうにもならなくなり、結局は伊藤さんの助けを借りて何とか終えることができました。