フリーライター/西大立目祥子
■写真で読み解く、川と人とのかかわり
引き続き、このホームページ上に原稿を書かせていただくことになった。昨年は、上流から中流、下流へと川を下りながら川辺を歩き、思った事感じた事を綴ってきたが、今年は趣向を変えて写真の謎解きに挑んでみようと思う。
使う写真は昭和20年代から30年代に撮影されたものである。仙台の風景を丹念に撮ってこられた写真家にお願いし、膨大なストックの中から広瀬川の風景を探していただくことにした。
写真の多くは現在の風景からはほど遠く、場所さえ分からないものが多い。それを残された資料や取材による証言をもとに探ってみたい。様変わりした川の風景に、この数十年の生活の変化や広瀬川と私たちのかかわりの移り変わりが読みとれるのではないだろうか。
といっても、限られた時間の中での作業だから、判明しないままの報告になってしまうものもあるかもしれない。実際、第1回目の本稿からそんなありさまなのだけれど、ご存じの方がいたらぜひともお教えいただいて、そのやりとりの中から少しでもわかったことを書いていきたいと思う。みなさま、どうぞよろしくお願いします。