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第1章 基本的な考え方

1.2 計画の目的と基本理念

 このプランは、杜の都・仙台のシンボルであり、市民の誇りである広瀬川を、後世に引き継いでいくべき市民共有の財産として再認識し、市民の主体的な参画を得ながら将来にわたって保全していくとともに、安全安心の豊かな川づくりを行い、広瀬川の新たな魅力の創出を図っていくことを目的としました。
 このプランでは、次に示す三つの理念を広瀬川創生に向けた基本理念に位置づけます。

広瀬川創生に向けた基本理念

  1. 悠久の流れ・広瀬川の自然環境の保全
  2. 広瀬川と共生する暮らしの発見と創出
  3. 市民による連携と市民と行政との協働

  1. 悠久の流れ・広瀬川の自然環境の保全
      〜自然の恵みを育む"ふるさとの川"づくり〜

     仙台市民共有の財産であり、山や森と海を結ぶ役目を果たす広瀬川が悠久であり続けるために、流域の自然環境の保全を積極的に進めていきます。そして、広瀬川が自然の恵みを育む、ふるさとの川になることを目指します。

  2. 広瀬川と共生する暮らしの発見と創出
      〜治水・利水・環境のバランスがとれた川づくり〜

     広瀬川の水は、飲料水や生活用水のほか農業用水や工業用水など、市民生活に欠かすことはできません。また、動物や植物など生き物を育む豊かな環境を形づくっています。
    一方、川の流れは、時には洪水などを引き起こすこともあります。治水・利水・環境といった三つの側面のバランスをとることで、自然と人間が共生する広瀬川を目指します。

  3. 市民による連携と市民と行政との協働
      〜互いを尊重した地域づくり〜

     それぞれが独自性を持ちながら活発に活動している市民活動団体や地域の町内会など、まちづくりに関わる様々な主体が、互いを尊重しつつ目指すべき方向を共有することで連携を深めていきます。そして、互いの能力に応じて役割と責任を分担しながら協働を進めることにより、互いを尊重した地域づくりを目指します。
*広瀬川;
このプランでは広瀬川の本流以外にも、その支流や名取川合流後の河口までの部分も含めることとしております。また流域区分を次のように設定しております。
  上流:源流〜白沢(大倉川合流付近)
  中流:白沢〜愛宕堰(愛宕橋付近)
  下流:愛宕堰〜河口(閖上)

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