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第2章 広瀬川創生推進のための基本目標別施策

2.6 vi 森林の保全

(1) 現状と課題

  1. 源流域ブナ林荒廃の懸念
     広瀬川の流域面積のおよそ2割をブナ林が占めており、仙台市内に存在しているブナ林の約7割が広瀬川の流域に存在しています。このように、広瀬川にとって源流域に存在するブナ林はとても大きな存在であるといえます。一方、近年ではブナ林周辺地域の自然林や植林地が宅地化などで開発され、大規模伐採などが増加する傾向にあります。また、適切な植林や手入れが行き届かないために、源流域のブナ林が荒廃してしまうことが懸念されます。

(2)施策の方向と事業の概要

  1. 施策の方向(17) 源流部の現状把握
     源流部の現況を知るために各種調査を実施し、市民が源流部の森林の状態と重要性を再認識することを目指します。
     具体的には、源流域を含む里山、源流部に近い支流や派川、貴重な動植物等の調査を実施します。

【事業の概要】(24)調査の実施

主な取組 取組の説明 各主体の役割
(82)〈素〉里山調査の実施 源流域にあるブナ林と人々が暮らす地域との間に位置する里山について、現状と課題を把握するために調査を実施します。 市民 参画
NPO 企画提案・運営/参画
行政 情報公開/参画
企業 情報提供/参画
(83)〈素〉支派川と里山を考える研究会 周囲の山々から流れこむ支流や、広瀬川から流れ出る派川、里山との関わりについて考える研究会を設置します。 市民 参画
NPO 企画提案・運営
行政 参画/支援
企業 支援
(84)〈市〉自然環境に関する基礎調査 保全上重要な動植物、学術上あるいは景観保全上重要な地形・地質、自然現象等について整理します。 市民
NPO 調査協力
行政 調査/報告(市)
企業

 

  1. 施策の方向(18) 流域の森林保全
     水源となる源流部の森林保全に向けた活動を推進していきます。そして、市民の森林保全活動や交流の場となる拠点を設置します。これらによって、市民が流域の森林保全に積極的に参加することを目指します。
     具体的には、水源となっている源流部の植林や手入れ、活動資金の募金活動、かん養林の育成などを行うとともに、その活動の場を確保します。

【事業の概要】(25)水源の保全

主な取組 取組の説明 各主体の役割
(85)〈素〉源流部の植林と手入れ実施組織の設立 源流部の植林と手入れを実施する組織を新たに立ち上げて、良好な森林づくりを促進します。また、水道記念館等の中に森林保全活動の場を確保します。 市民 参画/私有林の開放
NPO コーディネート
行政 支援/公有林の保全・開放
企業 技術者の講師派遣/機材の提供
(86)〈応〉広瀬川は仙台の母、水源はその祖父母の地(上流部植樹) 水資源の直接利用者のほか、市民からの街頭募金などで毎年1,000万円の資金を確保し、広瀬川上流への植樹活動を進めます。 市民 参加
NPO 企画提案・運営
行政 参画/支援
企業 支援

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