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2010年11月 アーカイブ

2010年11月03日

鳳鳴四十八滝

今日、国道48号を山形方面へ走らせていると、熊ヶ根橋手前の温度表示が一桁になっていました(寒っ)。西のほうに目を向けると、山形との県境の山々がうっすらと白くなっているのが見えました。私自身の初雪観測でした。


広瀬川の両岸の木々も、鎌倉山も紅葉していました。


ハイランドへ入り口のセイコウ大橋から鳳鳴四十八滝を眺めると、美しい景色を見ることができます。

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でも、なんか紅葉の色が鮮やかでないのは、撮りかたの問題? それとも、猛暑のせいでしょうか?

2010年11月06日

最後のガサガサ

先日、今年最後のガサガサをしました。といっても、川に入ったのは私一人。サケの観察会を予定していたのですが、澱橋まで遡上している魚がおらず、オプションで用意していたサケ以外のいきもの観察のため網を握りました。


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9月にKHBで放送され広瀬川が大きく取り上げられた「宮城のチカラ」で、中本賢さんが絶滅危惧粁爐半匆陲靴織バチも、いつもどおり見ることができました。

2010年11月09日

サクラマスの飼育

今、盛んに川を上っているサケや初夏に遡上するアユと同様に海と川を回遊する魚サクラマス。米代川、雄物川、赤川、最上川をはじめとした日本海側の大河川が、そして宮城県では新北上川(追波川)がサクラマス釣りで有名ですが、100万都市を流れる広瀬川にも遡上していることはあまり知られていません。7月に水温上昇による大量へい死が河北新報に記載され、その存在を始めて知った方も多いかと思います。


広瀬川をいかしたまちづくりの可能性を探るべく、観光や環境教育の資源としてサクラマスを利用する研究が行われており、その一環として市内の学校や市民センター等がサクラマスの飼育に取り組んでいます。


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青葉区内の保育園では、初めての飼育に園児は興味津々、保育士の皆さんはどきどきハラハラです。


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広瀬川の上流部の小学校では、これまで行っていたシロサケの飼育と合わせて、サクラマスの飼育にも挑戦することになりました。


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太白区内の市民センターでは、中庭にサクラマスとシロサケの飼育水槽を展示し、地域の方々にも観察をしてもらえるような川の水族館的機能も考えているとのことです。


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泉区内の小学校では、歓迎会まで開いてくれました。


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卵の運搬は、濡らしたガーゼに包み、氷を詰めたトロ箱にいれて行います。発眼卵だと48時間まではこの状態でも大丈夫なんだそうです。

春の放流まで本ブログで成長記録をお知らせしたいと思いますので、お楽しみに!

2010年11月11日

サクラマスの飼育

青葉区内の小学校が新たにサクラマスの飼育を引き受けて下さいました。学校で設置作業をしながら、「実体顕微鏡で発眼卵をのぞくと、心臓が動いている様子が観察できますよ」と話すと、「実態顕微鏡をカメラに繋いで、朝会で児童に見せようか」と話が弾みました。地域の環境を知るだけでなく、いきものの命について考える機会にもなれば良いなと思います。


そしてもう一箇所、自宅でも飼育することになりました。小学生のときにザリガニを飼って以来ですが、俄然気合が入ります。といっても、学校などには100卵ずつ設置しましたが、我が家では50卵にしました。



水槽のメンテナンスの件で、昨晩電話した学校では、10日に10匹程度孵化したとのこと。今日はさらに孵化し、全体で70匹程度になったと写真つきで報告がありました。

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それではと、上記の学校と同じ日に設置した保育園に行ってみると、昨晩2匹孵化したとのこと。水槽をのぞいてみると、1,2,3,・・6匹まで増えていました。せっかくなので、園児を呼んで生まれたての稚魚をみんなで観察しました。みんな食い入るように稚魚に見入っていました。

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6日に設置した市民センターにも問い合わせてみると、こちらも数匹孵化したとのことでした。今週末あたりには我が家の発眼卵も孵化しそうです。

2010年11月15日

サクラマスの飼育

我が家の発眼卵もようやく孵化しました! 土日と外出しており、日曜日の夜に帰宅し水槽をのぞくと、そこにはかわいらしい稚魚が! 50匹のうち7〜8割孵化していました。土曜日の朝出掛けに見たときはまだだったので、日曜日の深夜あたりから孵化が始まったのでしょうか。


そしてつい先ほど、自宅と同じ日に設置した学校から電話があり、「孵化していました」との報告をうけました。数個だけ白っぽい発眼卵があるようですが、まだ死卵かどうか判断できないので、もう少し様子を見てもらうことにしました。


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我が家の水槽は、白っぽい卵が一つだけで、あとはすべて孵化していました。死卵かなぁと思いピンセットでつまもうとしたら、なんと孵化の真っ最中! 最初の一匹は見ることができませんでしたが、最後の一匹の孵化には立ち会うことができました。写真中央の白い卵から出てきている稚魚が末っ子です。



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数匹だけ離れたところにいますが、ほぼまとまって泳いでいます。水流が写真左から右にかけて流れているので、皆流れに頭を向けて泳いでいます。しばらくは、おなかの卵黄を吸収しながら成長します。

2010年11月17日

サクラマスの飼育

11/16 自宅と同じ日に設置した小学校より写真が届き、15日の夕方までにはほぼ孵化したとのことです。


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写真中央ちょい左の卵から頭が出ている稚魚。自然産卵の状態では、砂れきに埋まっていて見ることはできませんが、こうやって観察すると実に愛らしいですね。飼育下では水換えや死卵の除去、水温管理などあれこれ手間がかかりますが、通常の産卵ではこれらすべてが自然任せ。幾多の失敗を経て導かれた方法で、数万数十万(もっとかな?)という稚魚が孵化するのですから、自然の機能ってすごいですよね。

2010年11月19日

ふるさとの川

あたりは田んぼ。
宮城県県北を流れる迫川。一迫川と二迫川が合流したのち、若柳町大岡付近で三迫川と合流します。合流点の少し北、若柳金成ICのすぐ近くを田んぼの中を流れる小さな川があります。



この川にかかる橋から西をのぞむと、うっすらと雪化粧した栗駒山が見えました。そのふもとから続く田園地帯をひっとりと流れる川幅1mに満たない川。どう見ても大型の魚が似つかわしくないこの流れに毎年サケが遡上します。




はじめてみたのは数年前。帰省のたびに渡る橋から何気なく川をのぞくと、ばしゃばしゃとしぶきをあげる魚を見たのが最初でした。それ以来、こんな細流までかえって来るものかと感心し、毎年の楽しみにしてきました。


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私がカメラを持って川をのぞいていると、車を止めてこの川のサケの話をしてくれる人、そのまま通り過ぎる人。実家でのサケを見たことを話しても、あ〜上ってきたかとあっさり返されました。この近辺ではいたって普通のことのようでした。





この日、用事を済ませて帰る際、もう一度立ち寄りました。太陽が西の空に沈みかけてもまだ、川底にわずかある砂れきを雌サケが一生懸命掘っていました。決して環境が良くなくても、誰のせいにするわけでもなく、納得するまで掘り続けるのでしょう。




ふと田んぼに目をやると、マガンが落穂を食んでいます。もう少し暗くなると、隊列を組んでねぐらに帰っていきますが、その風景もここでは生活の一コマにもならない、当たり前の風景。



この川の名前は夏川といいます。私の通った小学校の校歌にもそのフレーズがありました。サケがのぼる川とは歌われていませんでしたが、そういえば昔、夏川にサケがのぼる話を祖父から聞いたような気がしてきました。

2010年11月26日

広瀬川サケの観察会

先日、澱橋付近で行われたサケの観察会に参加してきました。 広瀬川に遡上するサケの姿を見ようと、大勢の方が集まっていました。


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シーズンも終盤なので、小型のサケが多く見られました。


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サケの観察した後、人工的に砂利を敷詰めたところに受精卵を埋める作業を、参加者全員で行いました。

当時の様子は<広瀬川市民会議>のホームページでも紹介されています
→ http://hirosegawa-shiminkaigi.jimdo.com/

2010年11月30日

サクラマスの飼育

更新が滞っておりましたが、孵化から2週間以上経過した各校の生育状況等をお伝えします。


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青葉区内の保育園では、寒い部屋がないため大きなクーラーボックスに水槽ごと入れて水温管理をしています。孵化後も数匹稚魚が亡くなったとのことです。



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泉区の小学校では、日よけの箱を工夫していました。観音開きの窓は観察用。細長い方は、水温計を見るための窓でした。



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青葉区中流部の小学校では、児童が観察を楽しみにしているそうです。ただ、水温が高く、写真のように稚魚が活発に泳いでいるのが心配です。



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太白区の市民センターも水温が高めでした。孵化直後は透明だった魚体が魚っぽくなってきているのが分かります。体側にはパーマーク(幼魚紋)がくっきり出ています。



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市民センターに職業体験に来た中学生が、ポスターを作ってくれたそうです。
12月の中旬にはサケの発眼卵も設置するとのことで、館長はじめ職員の皆さんも大忙しの冬になりそうです。



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青葉区上流部の小学校では、昇降口の朝の気温が氷点下になるそうです。教頭先生が写真付の記録日記をつけてくださっていました。



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最後に自宅の水槽です。先週まで室内においていましたが、一向に水温が下がらないので、思い切って室外に出してみました。
北側なので午後の西日が少し当たるくらいで、9℃〜11℃くらいで推移するようになりました。
通りに面しているので、窓から顔を出して水温を計ったり写真を撮ったりししている姿は、「あの人何してんだろう?」と思われているかもしれません・・・

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