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2010年12月 アーカイブ

2010年12月01日

サクラマスの飼育

子どもの絵本を借りに宮城県図書館へ行ってきました。いくら読んでも読みきれないほど絵本があるので、夏に初めて訪れて以来すっかりはまってしまいました。


サクラマスを飼育してもらっている保育園で授業をしたときは、ここから「サケのお話」を借りて行って読み聞かせをしました。そうしたら今回、なんと、どストライクな「やまめとさくらます」という絵本を見つけました。


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即借りしてきました!

2010年12月02日

またまたサケ

気がつけば1ヶ月もサケ&サクラマスネタが続いていましたが、またまたサケのエントリーです。


テレビや新聞等でご覧になった方も多いかと思いますが、11月21日に八幡地区の広瀬川にて、サケの発眼卵の埋設が行われました。
人工授精し発眼(最初にできる機関が目なんだそうです)した卵を、市民がせっせと石を運びサケの産卵床を真似て作った人口産卵床に埋めたのでした。

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若干ゴミがついているようですが、この砂利の下では今頃こんな風に稚魚が孵化しているはずです。


そして、この人口産卵床をつくるにあたり、普段はほとんど流れのない分流に水を流す工事が行われました。タイミング的にはすでに産卵が終わった個体もあったので、工事の泥水等の影響がなかったとは言い切れないでしょうが、冬に水位が下がれば酸欠で全滅になりかねなかったことを考えると、サケには良かったのではないでしょうか。
工事前は泥が堆積し産卵に向かない場所でしたが、適度な流れができたためか、新しい産卵床ができたようでした。

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牛越橋の下流でもサケの姿を見ることができました。

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写真右側の川岸が波型に削れていますが、岸際に産卵床が並んでいるところを見ると、サケが穴を掘る時に起こる波で岸が削れたのでしょうか・・・
水中では浮力が働くので、相当大きな石も動かすと聞きす。この波型ができた経緯は定かではありませんが、いろんな意味でサケのチカラってホンとすごいと感じます。



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先日、タラの切り身を買ってきたら、アニサキスがついていました。サケにもついているようなので、生食にはくれぐれも気をつけましょう。(今時期生で食べることはないと思いますが・・・)

2010年12月04日

今度は酒

忘年会や年末年始でお酒を飲む機会が増えるかと思います。人気のハイボールや焼酎も良いですが、仙台のシンボル広瀬川の名を冠したお酒はいかがですか?


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広瀬川の環境保全と広瀬川を生かしたまちづくりに取り組んでいる広瀬川市民会議が企画し、地元の森民酒造、及川酒店の協力を得て完成した、純米吟醸「清流広瀬川」が12月9日発売になります。


広瀬川の伏流水で仕込まれたこのお酒。仙台を離れた方への贈答用にも良い一品です。一口、口に含めば、仙台で過ごした記憶が広瀬川の風景とともによみがえってくるのではないでしょうか。

詳しくは広瀬川市民会議ホームページをご覧ください
http://hirosegawa-shiminkaigi.jimdo.com/

2010年12月08日

サクラマスの飼育

このところ気温が高い日が続き、水槽に凍らせたペットボトルを入れて水温を下げていましたが、やっとこの時期らしい寒さになりました。 水槽の水温は7度とようやく自然の川の水温に近づいたところです。 11月15日に孵化した稚魚もすっかり魚らしくなり、おなかの卵黄も小さくなってきました。


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自然状態に近い水温で飼育できたら、稚魚は動かずじっとしているので、卵黄をもっと時間をかけて吸収したのでしょうが、水温も高く、また、水槽をのぞくたびに光が入ったので、その分よけいな動きが増えて吸収が早まったのかもしれません。

2010年12月14日

サクラマスの飼育

気温が上がったり下がったりと体調管理が難しい日が続いています。衣類や暖房で体温調整できる私たちですら体調を崩しがちになるのですから、他の生き物はもっと大変なんだと思います。(人間ほど軟じゃないって!?)


水槽の中の稚魚があまりにも元気良く泳いでいるので、試しに餌をあげてみたら、なんと食べるではありませんか!


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体重×何パーセントで餌の目方が決まるらしいのですが、計算が難しいので目分量で残さない程度に与えています。それにしても、孵化から一月で餌を食べるとは・・・。水温管理に問題がありました。反省。

2010年12月17日

クニマス

何十年ものあいだ絶滅したとされてきたクニマスが先日、富士五湖の一つ西湖で発見されたことは、ニュース等でご覧になった方も多いかと思います。「さかなクンがクニマス発見」みたいな見出しだったので、はじめ半信半疑で記事を読んでいましたが、読むにつれその実感が沸いてきました。


クニマスは秋田県田沢湖固有の魚でしたが、国策により玉川の強酸水を中和するため湖が酸化し、生息していた絶滅したとされていました。とても美味で一匹で米一俵(だったかな?)に匹敵する価値があったとか。


それがなぜ今。
当時の田沢湖の漁協が、強酸水の導入により絶滅する前にクニマスの卵を西湖に移植しており、その子孫が人知れず世代交代を重ねてきたと言うのです。地元の地元の漁師さんの間では、クロマス(黒いヒメマス)として認識はされていたというのですが、さかなクンが指摘するまでクニマスだと気がつかなかったようです。


漫画<釣りキチ三平>の中でも、クニマスが登場しています。
一平じいさん(三平のおじいさん)が、クニマスの味があまりにも良いので、絶滅させるのは惜しいと、人目につかない山中の湖にクニマスを移植した。一平じいさんの没後、三平がその話を思い出し、湖を探し出しクニマスを釣る―という話でした。


富国強兵の当時において、<移植することで生じる生態系の変化と<強酸水で滅ぶか否かという種の保存>の葛藤の末、移植に踏み切った一平じいさんの心境が、現代の様々な環境問題を反映しているようで、単に面白いだけでなく心に残る話でした。


それが今、クニマスの再発見と言う形で日本中に知れ渡りました。西湖では発見されましたが、田沢湖のクニマスが絶滅したのは事実です。今回のニュースを明るいニュースとしてとらえるだけでなく、過去を振り返りこれからを考えるきっかけにもなればなぁと感じました。


(田沢湖の写真など関連写真が何もないので、せめてその話が掲載されている本を写真に写そうと、報道以来探しているのですが見つかりません。私の本も、クニマスのように見つかると良いのですが・・・)

2010年12月22日

大荒れの冬至

12月22日の未明から降り続いている雨は、郷六の雨量観測所で146mmに達し(23時時点)、仙台市の12月の平均降水量の5倍以上となっています。12月3日の大雨もそうでしたが、12月としては記録に残る降水量です。(ニュースは見ていませんが、きっと観測史上最大では・・・)



雨脚が最も強まった昼過ぎにバス待ちをしていると、反対側の歩道で側溝の網目の蓋から勢い良く雨水が噴出していました。

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写真だと30cmくらいですが、時折50cmを超える勢いで吹き上げていて驚きました。バスに乗り込み、北山の仙山線の線路下に差し掛かると、道路が冠水し車が水を掻き分けて走っていました。


夕方、宮沢緑地の堤防から広瀬川をのぞくと、二重にびっくり! まず中洲の木がなくなっていたことに驚き、次に高水敷ぎりぎりまで水が上がっていたことに驚きました。

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観測史上何番目でも、例年並みでも雨は降るものですから、こういう雨のときはこの道は通れないとか、どこどこの地盤がゆるい、川の水位がどの程度上がるかは、普段から頭の片隅においておきたいものですね。

2010年12月23日

サクラマスの飼育

やはり昨日の雨は12月の観測史上最大の降水量になりました。広瀬川で生まれたサケやサクラマスの稚魚は、まだ流れの中を泳ぐこともできず、相当な数が流されたのではないでしょうか。もちろん、イワナやヤマメの稚魚も、泳力の弱いほかの水生生物も然りです。



我が家のサクラマスは、水温が10℃と高かったので、表層まで出てきて活発に餌を食べていました。

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