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広瀬川研究レポート

広瀬川に関する専門的知見を大学等の研究者・有識者に、分かりやすく解説してもらいます。
なお、レポートに対する質問は掲示板で受け付け、掲示板で回答していきます。
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vol24.川kawa楽raku love〜川を楽しむのが好きな人をもっと増やそう!〜 準備編

掲載日:2014年8月11日

 はじめに

 一人暮らしを始めると煮物や野菜がたくさん入った味噌汁が恋しくなるように、日常のなかで口にしたり、目にしたり、体験してきたことは、やがて様々な場面で脳裏によみがえり、何かを決める際のヒントを与えてくれます。カワラバンでは、地域を代表する自然である「川」を主とした体験や情報の提供を行い、誰もが自分なりの道しるべを手にするきっかけづくりを行っています。
 家族や友人と水辺でのレジャーを楽しむ機会が増えるこれからの季節。楽しく、そして安全に川での時間を満喫し、広瀬川での体験が鮮明な記憶となっていつまでも残るよう、これから川遊びを始めたい方にいくつかのコツをご紹介します。


 川を楽しむには段取り8割

 面倒でも一度下見をすることをお勧めします。広瀬川は自然崖が多いうえ駐車できる場所が限られているため、近所に良い場所でもない限りふらーっと行って川遊びをするには難しい川です。インターネットで「広瀬川 川遊び」と検索すれば(カワラバン 広瀬川アーカイブ参照)、メジャーなスポットがいくつか紹介されているので、それらを参考に上流域なら作並温泉や定義で油揚げを食べた帰り道に、市街地付近なら買い物のついでに足を延ばしてみるとよいでしょう。駐車スペースや河原までのアクセス、トイレの有無などを確認し、もしそこで川遊びをしている人がいれば、どんな生き物が捕れるかや、どんな遊びができるかをリサーチすることで、川遊びのイメージがより具体化し準備物などが明確になります。

写真:川遊び


 メリットはもう一つ。できれば雨などが降っていないタイミングで下見を行うことで、平水時の様子がわかります。この時の水位を最寄りの観測点(国土交通省川の防災情報参照)の数値で記録しておけば川遊び前日に雨が降った場合などに、普段よりどの程度増水しているかがわかるので自宅に居ながらにして実施の判断が可能になります。雨後に現地の水位を知らずに川に出かけ、「せっかく来たのだから」と増水している川に入るのはとても危険な行為なので、絶対に回避しましょう。
 ダムの放流にも注意が必要です。広瀬川では大倉ダムが洪水期に向けて、6月中〜下旬にダムの容量を確保するための放流を行う事があり、雨が降っていない場合でも水位が高い状態が続くことがあります。また、台風が接近する場合も同様で、雨が降る前であっても放流量が増えることがあるので、ダムの運用状況も事前に確認しておくとよいでしょう。
 最後に、当日の天気予報も忘れずにチェックしましょう。活動場所の天気はもちろん、上流域の天気にも気を配りましょう。現在は雨雲の動きを10分単位で確認することも容易になっていますし、竜巻や突風に関する情報も入手できるので、積極的に気象情報を確認し、早めの対応ができるように準備しておきましょう。

写真:水位(国土交通省川の防災情報)

写真:ダムの様子(宮城県土木部総合情報システム)



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